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-渡辺-
やっぱり熱が出ちゃったA。
ご飯も食ってないみたいで、どうやらふっかが点滴入れるみたいだから輸液と点滴セットを小児科病棟に取りに来た。
ふっかの指示じゃないけどAの様子を見た感じでいりそうな点滴を選ぶ。
『ちょっと3号と点滴セット貰って行くね〜』
向「お、しょっぴーやん、もしかして誰か点滴でも漏れとる子おった？」
『あー違う違う、今当直室にふっかがA連れて来てんだけどさ、扁桃腺やっちゃってるぽくてご飯も食えてないから点滴入れるみたい』
向「え！Aおるん！また体調崩しちゃったんやなぁ」
『そうなんだよ、熱も高くて結構しんどそうだから解熱剤も持ってくねー』
向「はいよー！」
そう言ってふっかの当直室へ戻ると外来開始時間目前なのにまだ着替えてないふっか。
おい外来始まるぞ。
『3号でいいよね？一応解熱剤持ってきた。』
深「全然おっけー。まじ助かる。」
『てかお前外来じゃん。Aのこと俺やっとくから早く着替えて外来行けよ。』
深「でも翔太忙しくない？」
『俺今日午前中フリーだから大丈夫だよ』
深「まじ助かる。たぶん点滴嫌がるけど頼むな。」
『まあ任せとけって』
そう言うとふっかはAに仕事行ってくるからここで寝ててねと頭を撫でて外来へ向かった。
よし、そろそろやっちゃいますか〜。
照を見ると俺抑えとくからってジェスチャーで伝えてくる。
いや、照いるのまじで心強いわ。
『A〜喉痛かったんでしょ〜。ご飯も食べれてないからちょっと点滴させてね。熱下げる薬も入れるから楽になるからね。』
A「点滴は嫌ぁ、、(泣)」
岩「点滴したら楽になるよ？ちょっと頑張ろうよ〜」
点滴って言葉を出した瞬間、針を見た瞬間に泣きそうになって涙を浮かべるのは小さい頃からほんと変わらない。
A「点滴痛いもん、、(泣)」
渡「痛くないように俺頑張るからAも頑張ろうよ」
岩「翔太がなるべく痛くないようにしてくれるって」
A「、、んばる、、、(泣)」
ほら、声は小さかったけど聞き逃さなかった。
結局頑張れちゃうところも昔から変わっていないところ。
絶対一発で入れるからな。
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心優(プロフ) - REAさん» ご指摘ありがとつございます。直しました。今後もよろしくお願いします。 (2021年11月14日 12時) (
レス) @page3 id: 819ab1a186 (このIDを非表示/違反報告)
REA - ちなみに3ページ目の20行目です (2021年11月14日 1時) (レス) @page3 id: e02b8d90e1 (このIDを非表示/違反報告)
REA - 楽しく読ませて頂いています。名前変換出来てないですよ〜 (2021年11月14日 1時) (レス) id: e02b8d90e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心優 | 作成日時：2021年11月11日 23時
