-カスミソウ-7

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-深澤-





『ごめんねめめ、休みなのに仕事させちゃって』



目「全然いいっすよ、康二達も忙しそうだし」






休みなのに嫌な顔せず手伝ってくれるめめ。






まじで優男だよ。






取り急ぎめめにとってもらった採血の検体を検査部に下ろしてもらっている間にAに話をしなきゃな。





『めめ、採血を検査部に下ろしてもらっていい？』



目「了解！下ろしてくるね！」



『A、ちょっとその間にお話しさせて？なんか今日は生理痛いつもより酷い気がするんだけどどう？』



A「うん…いつもより酷い(泣)」



『ちょっとここまで酷いと俺も心配なのよ。だから内診しといたほうがいいと思うんだ。』






内診というワードを出しただけでも涙目になってるA。






でも今後のこととか将来のことを考えるとそのまま様子見させとくわけにはいかないのよ。







『でも俺専門医じゃないし、Aだって女の先生に診てもらうほうが安心でしょ？俺今から相談してきてもいい？』



A「…やだ(泣)…ふっか先生じゃ…だめ？(泣)」






おっと予想外。






年頃の女の子だし絶対俺じゃ嫌がると思ってた。







『俺も研修医の時全部回ったから一応診れることは診れるよ。でも俺でいいの？』



A「ふっか先生がいい〜(泣)」



『わぁかったから泣かないの〜、じゃあ俺準備してくるからめめ帰ってきたら一緒に内診室までおいでね』






珍しいのよ、俺じゃないと嫌って言う子も。わら






でも俺が診察するからには絶対何もないこと確認して楽にしてやるからな。

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