7人の学園の王様2 (ページ5)

今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:2,979 hit

放課後ページ5

その後は特に問題は無く、放課後になった。

慎「A！放課後みんなで遊び行こーぜ！」

貴「慎太郎ごめん！用事があって無理なんだ」

慎「なら、仕方ねぇな。じゃあ、気をつけて帰れよ！」

貴「うん！今日1日ありがとね！」

慎「おう！」

って慎太郎とバイバイしたのは良いけどさ

北斗が来ないんだけど！教室でずっと待ってるのに

電話してみようかな。

？「…………許してください！」

？「しつこい！」

廊下で喧嘩中かな？足音の大きさ的に３～４人いる

ガラガラッ！

松「ごめん！Aお待たせ！ちょっとﾊｧﾊｧ」

貴「なんでそんな息切れてるの？走ってこなくてもよ松「シ！」

静かにしないといけないのはわかったけど、

今、北斗に抱きしめられる…！？

女「北斗様どこに行ったのかしら！」

女「本当に足が速いんだから！許して貰えなかったらどうする？」

女「でも、私たち悪いことしたかな？ホントの事だし！北斗様もあんなに言わなくたって良いのに」

女「もう、あっち探そ！まだ帰ってないでしょ！」

松「行ったみたいだな…」

貴「あの、北斗？」

松「あ！マジでごめん///逃げるのに必死でさ。」

貴「大丈夫」

松「学校はうるせぇな！じゃあ俺の家で勉強するか！本だってたくさんあるし、帰る時に借りて行っても良いよ」

貴「本当に！ありがとう！じゃあ、LET'S GO!!」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

松「ごめん、電話」

貴「気にしないで」

電話中の北斗はずっとしかめっ面だった。

何かあったのかな？

そう思っていたけど、きっと関係ないから聞く必要なんてない。

松「Aごめん！行こうか！」

時々北斗が分からくなる。

優しい北斗怒る北斗表情は読み取れても

北斗の行動だけは読めない。

会長も大我も全てとは言わないが、大体読めた

北斗は何をするか分からない。

だから

少し怖くもあり、それに惹かれている自分がいる

その優しい笑顔が嘘なのだろうか

食堂での怒りをあらわにした北斗が本当の姿なのだろうか

分からない。

いつ本当の北斗を知れるのだろうか

松「…？大丈夫？考えごと？」

貴「うん、大丈夫だよ！」

松「まぁ、話は家に着いてからにしようか」

貴「大我とか大丈夫だったかなって思ってさ！慎太郎の誘い断っちゃったし…北斗？」

松「…知らね」

冷たくなった。

やっぱり、分からない

北斗の家に行ったらじっくり話そうかな