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第1話《最終選別》 ページ2

今日は鬼殺隊の最終選別です





先週、私は9歳になりました、9歳です
9歳で、選別に行かせる兄ってなんなん??

6歳の時に、めちゃくちゃスパルタな鍛錬を受けてね、7歳の時からね、今日の日のためにめちゃくちゃ厳しい訓練を受けてね、今日まで生きてきたんですよ

毎日毎日厳しい訓練受けてね、まぁ、それはいいんだけどね
楽しかったといえば楽しかったですけど

兄の日輪刀を借りて、藤重山に向かいます




「気をつけろよ」




最終選別に行く前に兄にかけられた言葉がそれ
もちろん気をつけるよ
だって、今から鬼と戦うんだからさ、危険も承知だよ
まあ、死んだら死んだでそれまでだよね
今まで頑張ってきたものは全部無駄になるし、兄の努力も無駄になるけど、まぁ死んだらそれまでだよねぇ〜(自暴自棄)

まあ、それでもいいかもしれない

来世はどんな自分になれるんだろうか
9歳なりにそんなことを考える




でもさ、享年1桁って...悲しくない?
自分で言ってて悲しいよ




なんか、とぼとぼと歩いていたら見えてきた、藤の花が咲いている山





『うわー、結構人いるなぁ』





これだけ、鬼殺隊になりたい人がいるんだねぇ





でも、残るのは数人だって兄が言ってた





今年はどれだけ残るのかなぁ
私も残れるのかなぁ〜

ははっ、はぁ.....(情緒不安定)










「「では、頑張ってください」」




っていう軽い挨拶で始まった




『軽!!』




と私は突っ込んでしまったよね





まぁ、でもあの子たちめちゃくちゃ可愛かったなぁ、同じくらいの歳ぽいし
可愛ええなぁ
私もあんな可愛く生まれたかった




てか、私が叫んだ時一部の人間が私を二度見した
そりゃそうだよね、チビだし
こんな奴が生き残れるわけねーって声も聞こえてきたし....



......




今に見てろよ!!!!!
私はね、やれば出来る子なの!!!




やってやろうじゃないの!!!!









森の中を歩いてて気づく、鬼がいねえ




は?なんで?




まあ、楽でいいけど




あ、そういえば、兄が選別受けた時に寝床を作ったって言ってたな
それ探そ
それ探しながら、鬼見つけよ









寝床は見つけた




けど、鬼がいないなぁ....ラッキーだわ




本当に鬼が居ないのかなぁーと少し危険な賭けに出ようとする
まあ、うん興味本位でだよ?




森の中を探索してると、誰か知らないけど腕を掴まれた




「怪我をしているだ、こいつの手当をしてやって欲しい」




どなた??

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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い , 雑愛   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:カノン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年5月28日 21時

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