６５日目~いち~ ページ27
Aside
すごい長い夢を見た気がする
目を開けると目の前にはドアップの神楽ちゃんの顔
『うわあああああああ！！！？』
叫んだ
『びっくりしたー！！
もう朝？早くない？』
私が喋ったのを見て神楽ちゃんは大きい目に涙を溜めて私に抱きついた
「A...！！よかったアルーーーー！！！
死んじゃったかと思ったアルよ！！」
『えー！そんな死なないよ？
昨日もあったじゃんー！そんなずっと会えなかったみたいな感じ...みた、い...に...？
え、もしかして私寝てた？
ずっと起きてない？何日寝てたの？』
「そうネ！
A、1週間ずっと寝てたアルよ、1回も起きなくて、死んだかと思ったアル...
銀ちゃーーーーーん！！！！
Aが起きたアルよー！！！！」
と神楽ちゃんが盛大に叫ぶ
耳元で叫ばれたら鼓膜破けそう
っていうかもう破けたかもしれない
一週間って...
銀さんたちと遊びに行くって言ったのに...
『あ、お腹減ったなー』
「おいコラ、Aてめえ
俺たちを心配させておいて、第1声がお腹減ったか？
ぶち犯すぞ」
『こわあーい、そんなの娘に言う言葉じゃなくない？捕まるよ？』
「あんな、話をしたあとだったから余計に焦ったよなー
病院に投げ込もうかと思ったぜ」
『よかったわ、投げ込まれなくて
投げ込まれてたら今頃ここにはいないもんな私』
「まあでもとりあえず元気そうでよかったわ
今新八、お妙のとこいってていないんだけどすぐ帰ってくると思うから
なんか飯食べるか？」
なんか銀さんが優しすぎて、まじこれ夢じゃね？
「夢じゃねえよ」
あ、声にでてたっぽい
えー、なんでこんなに優してくれるのー？
A嬉しくて涙が出ちゃう
『食べる
いっぱい食べる、なんでも食べる
でもごめん銀さん
身体がね思うように動かないの
だからここで食べてもいい？』
「わかった、持ってくるから待っとけ
おい、神楽手伝え」
「ウッス！！隊長！！」
襖を閉め台所へと消えたのを見送り、布団に倒れ込む
下半身は動かず、何とか上半身は辛うじて動く
たった1週間動かなかっただけでここまで体力落ちるか？普通
やっぱ体力つけなきゃなー
なんか最近シリアス続きですみませんね((
これが終わったらちゃんとギャグ回に戻ります
とにかく私の課題は筋トレをすることですのでお忘れなく！
これテストに出ます
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