元一般少女は銀魂の世界に落とされたようで!?part4!! (ページ22)

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５７日目~いち~ ページ22

『ふんぬ！！』

「…何してんのお前」

『何って、筋トレだけど』

「お前ってやっぱゴリラだったんだな」

『殺す』

なんだよ、銀さんのおバカー！！
定春を足の裏に乗せて上げてただけじゃないか！！
それのどこがゴリラなんだよ
最近訛りすぎでいつでも敵にぶっ殺されそうなんでちょっと特訓をって思ったけどなー
まあ次は手で持ち上げよう
いい筋トレ道具だわ←

『あ、銀さん今日でかける？』

「いや、なんもねえけど...どうした？」

『銀さんに話したいことあったの、忘れてた』

「話したいこと...？

まさか、マヨと結婚すんのか！？それは許さねえぞ！！そんなの！！」

『しないよー、したいけどね！！！』

そういい、銀さんをいつもの部屋に誘い、神楽ちゃんと新八くんも、呼ぶ

なんて言ってくれるかな
喜んでくれるかな…

私がこの世界に残るって伝えたら喜んでくれるかなみんな
喜んでくれたらいいな....

＊

「話したいことって何？」

「なんかいいことでもあったアルか？」

「どうせあれだろマヨのなんかだろ」

銀さん、何でもかんでも、私と土方さんを組み合わせるのはやめて欲しいんだが

『私ね、決めたの

死ぬまでここにいる
元いた世界には帰らないって！！』

「「「え？」」」

『この世界で過ごすのが楽しすぎた

私には大事なものが出来た、この世界で
だから、帰らない
死ぬまでここにいる
あともう少しで私は死んじゃうんだけど20歳で死ぬとは限らないしね

だから、ここに残ろうと思うんだ』

そう言って笑って伝える
これが私の素直な気持ち
病気はもう治らないけど、この世界で過ごすことも間違いなわけじゃない
だってこんなに愛おしい家族がいるのだからここには

「本当アルか？それ」

『うん、本当』

「嘘じゃないよね？」

『うん、ウソじゃないよ』

って言うと、飛びついてきた神楽ちゃんと新八くん

『うわ、ど、どうした二人とも』

「良かったアルよ！！
Aはもう帰っちゃうかと思ったアル！！！
これからずっと一緒アルよね！？」

「本当に良かった...Aちゃんがいなくなっちゃうの寂しいもんね！」

と、笑っていう二人を見て私は涙が出そうだった
良かった、喜んでくれてよかった

しかし、次の銀さんの一言で私の涙は引っ込んだ

「....ダメだ、帰れ」