元一般少女は銀魂の世界に落とされたようで!?part4!! (ページ25)

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５７日目~よん~ ページ25

『銀さんが言いたかったのはそういう事だよね？』

「あー、まあ半分正解で半分不正解

俺はお前が無事ならそれでいいの

お前の病気はここじゃ直せない、なら、元いた世界に帰るしかねえじゃん
確かにお前が死んで、残されるのは俺たちだ
けど、なんとかして俺達は生きていくだろうな多分

なんでお前がこの世界に来たのは俺にはわからねえけど、俺達がここで会えたのはなにか理由があるんじゃないかって思う」

『銀さん、今日素直だね
いつもだったらそんなこと言わない』

「昼にぶっちゃけたからなー、本当は言うつもり無かったんだ、あれ」

『あー、私がいつ死んでもおかしくないっていやつ？
あれさ、こっちに来る前から言われてた言葉だから
私はあんまり気にしてなかった

だからね、生きてるって凄くない？
私ね、怖いんだ、眠ったらそのまま死んでしまうんじゃないかって
朝起きた時に、安心する
私今日も生きてるんだって安心する

だから、明日も元気で会おうね銀さん』

「A.....」

銀さんは私の名前を呟いて私を抱きしめた

『ちょ、銀さん...？
どうしたの、急に』

「何も出来なくてごめんな」

と銀さんは言い、私を抱きしめる力を強めた

『銀さん...そんなことないよ
私みんなに助けられてる
こんなに楽しい生活がおくれてるのは銀さん達のおかげだよ

ありがとう』

「強いな、お前は」

そう言い銀さんは、私の頭を撫で布団に入っていった

『銀さん、少しわがまま行っていいかな

いつか4人で遊びに行きたいな
どこか遠くに
お金は私の使っていいから』

「じゃあ、明日行くか
明日は依頼も入ってねえし」

『うん！！行く！！楽しみだなあ』

「こう見たら、お前はまだまだガキだよな～」

『ガキじゃねえし！！』

「俺から見たらお前らはガキだよ」

『そっか、もうジジイだもんな』

「誰がジジイだ」

『....』

「...寝たか....おやすみA」

夢の中で、私は銀さんたちと遊びに行った
海に行ったり、遊園地に行ったり、キャバクラ行ったり、あ、お妙さんのお店だよ

最初はちゃんと私がいた

けど、途中から私は消え、みんなで楽しんでる映像が流れた
私が帰ればきっとこういう感じになるんだろうなって思った

元々いえば私はこの世界にいない人間
元の銀魂の世界に戻るだけだ

この世界に私は...本当に必要なのかな...？