【黒バス】キセキに目をつけられました

34話 ページ39

イラストは風香です。

〜A視線〜

A「……」

私、空絵Aはみんなに言ってないことがある




私が転校してきたことには理由がある



私の実の双子の妹が亡くなったからである


空絵と言う名字は私の実の名字ではない

この【空絵】と言う名字は私の実の母の姉の名字である。


私の実の母はアメリカで父と仕事をしている。

私の本当の名字は【空蓮寺】くうれんじ

空蓮寺Aが本当の私の名前

これはみんなには言ってない

だって



私の双子の妹は




こいつら、キセキに殺されたんだから




私の双子の妹

空蓮寺風香【くうれんじ ふうか】

これは私が転校してくる前の話

〜過去〜

風香視線

中学2年の頃だった



風香「おはよ！」

いつものように部活に来ていた

でも、今日は違った

部室が荒らされていたのだった

赤司「……空蓮寺…遅かったな」

風香「え…何…これ…」

青峰「来たら荒らされてたんだよ」

黄瀬「最悪ッス」

黒子「誰がやったんでしょうか」

風香「…………」

その日転校生が来た

確か、泉零菜ちゃんだった

泉「私ぃ〜バスケ部のマネージャーやりたいの〜♪」

いわゆるぶりっ子だった

泉ちゃんはキセキにやたらベタベタしていた



放課後の部室に行くと

また部室が荒らされていた

泉「私見たの！あの子が部室を荒らしていたところを！」

と、私に指を指す

風香「え……やってないよ！私は何もしてない！」

黄瀬「最低ッスね」

緑間「俺たちに何の恨みがあるのだよ」

風香「私はやってないッて！」

私を攻める時、泉がニヤリと笑っていたの誰も知らなかった

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