27 ページ28
.
警視庁公安部警備企画課のゼロ───。
只者じゃないことはわかった。名前は降谷零。
｢ ·····どうしました？？Aさん ｣
｢ やっぱり···なんか知ってるような気がしちゃって、 ｣
｢ ·····そうか、 ｣
｢ でも、私誰にも言いませんから安心してください！ ｣
｢ ああそれは、良かった ｣
｢ でもその代わり交換条件でお願いがあります ｣
私は席をたち、向かいに座ってる安室····いや、降谷さんの横に座り引き寄せた。
｢ 私の兄を探すの手伝ってください降谷零さん ｣
無理も承知、職務権限を無駄に使うことはしてはならない。
けど─────おねがい、
｢ ·····！ダメだ、君には勝てそうにないな ｣
｢ ん？ ｣
｢ 分かりました、この公安警察が協力します ｣
｢ 頼りになる助っ人ができました、笑 ｣
私は、初めて心の底から笑えた気がする、やっと私も1歩踏み出せる気がした。
｢ 降谷さん、、この事知ってるのは私だけですか？ ｣
｢そうですねぇ····高校生なら貴方だけです ｣
｢ そっかぁ、じゃあみんなの前では安室さんって言わないとね！ ｣
｢·····なんでそんな楽しそうなんだ笑｣
｢ いわば秘密警察みたいなことでしょ？ ｣
｢ 全く···君ってやつは、笑 ｣
まぁ、これは本当にしっかり守らないといけないけどね！笑
｢ 調べて気になったんだけど、どこに住んでるんだ？Aさん ｣
｢ ああ、少し広いですが貸してもらった家にひとりで、 ｣
｢ ·····僕の家来ます？ ｣
え
そんなことしちゃっていいの────？
｢ ·····僕は貴方を守らないといけないからね ｣
｢ いいパートナーになる為にもそうしようかな？ ｣
｢ 笑笑、そうですね、そうしますか！ ｣
お兄ちゃん、もうすぐ分かるよ────。
会える·····会えるかもね！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：promise | 作成日時：2023年5月22日 20時
