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「あった、、」
最後の1冊!!!良かった──。
早く帰って読もうっと·····。
「···え?なに?」
後ろから猛スピードで走ってくる男性、そのまま私に突っ込んでくる気だ。
安室「危ない!!!避けろ!!!」
「安室さん·····」
なるほど、犯人の後ろに倒れてる女性のカバンが今持ってる犯人の·····。
ひったくり·····またひったくりか、。
犯人「うぉっ!!」
「·····ふぅ〜」
安室「大丈夫かい!?·····Aさん」
「·····ええまぁ、背負い投げしてのしてるので」
ちょうどもう一本の腕は銃で掠められて、使えないから何とか聞き手の右腕で仕留められたけど────。
安室「ちょっと、心配なので着いてきてくださいAさん」
まぁ、そうなりますよねぇ〜·····。
風見「降谷さん!!犯人捕まえました!!」
安室「あ、バカ·····!」
「降谷?」
安室「はぁ·····」
「降谷?彼、安室じゃないんですか?···犯人捕まえましたって、」
安室「風見·····お前、」
風見「し、知り合いだったんですか···」
安室さんじゃなくて、、降谷さん?
スーツ姿なのはなんで??
犯人捕まえましたって·····あなたの正体は??
そしてなんで、そんなに苦しそうにしてるんですか·····。
「安室さん···あなたまだ熱あるでしょ」
安室「···いいえ、」
「病院に行くべきなのは私じゃなくて、あなたの方じゃ、、」
風見「すいません、降谷さんをお願いしてもいいですか」
「え?!···え!?あなたは?!」
風見「この犯人を連行しないといけないので」
そういうわけで、私と安室さんはタクシーで病院に向かうことになった。
「···大丈夫でした??」
安室「ええ、少し安静にすることと解熱剤を貰いました」
「そうですか··」
安室「あなたの方は?肩の傷、深くなってませんでしたか?」
「ああ、それなら平気です!なんともなかったし···」
安室「おそらく、僕に聞きたいことが山ほどあるんだろ?」
「えぇ···まぁ」
安室「ふっ···笑、僕の体調が優れてからでもいいかい?」
「もちろんです」
私は貴方に聞きたいことがある。
なぜスーツなのか、なぜ犯人をおってるのか、偽名を使っていたのか。
そんなのは正直どうでも良くて、私があなたとどこかであった気がするのはきっと──。
兄が言ってた人があなたに全て当てはまるから。
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作者名:promise | 作成日時:2023年5月22日 20時