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｢·····でも私が行くと可笑しい？？｣
歩いてる途中、不意にそう思って歩く速度を弛めた。
事件解決したのは私だし、コナンくんもおそろく向かってるけど私は別に向かわなくてもいいか·····？
｢ま、通り過ぎ作戦するか｣
よく、中学生の頃してた通り過ぎ作戦────。
厄介なヤンキー達に絡まれることが増えてからわざわざその溜まり場を通り過ぎ、一人一人突っかかってくるヤンキーを潰してた私の黒歴史の一つ。
わざとらしくその店を通りかかる作戦で、私は向かった。
｢あともう少し···｣
あれ、おかしいな···。
確かこの店だと聞いたけど中に誰もいないし、外には警察もコナンくんもいない·····。
なんで────。
｢おい女番長さん｣
｢！｣
｢俺の相手になってよ｣
厄介だ、こんな時にヤンキーに絡まれるとは·····。
さすがに店の前はまずい、離れよう。
｢いいけど場所改めましょ｣
そう言って少し離れた場所で、彼が口を開いた。
｢どれだけ強いか気になっちまってよ｣
｢ふーん···で？｣
｢お手合せを願いたいんだ｣
随分礼儀のいいヤンキー·····
｢分かった、｣
時間取られても困る、早いこと終わらせて私も切りあげよう。
─────────────
─────────
───────
｢手強かった····｣
久しぶりに私もマジでになって喧嘩をした。
｢ｹﾎｯ···さすが、、久城家の女だなぁ｣
｢じゃあ、お先に失礼するね、｣
彼を置いて、すぐ例の事件現場に足を運んだ。
そこにはもう、警察もコナンくんのスケボーも置いてあったから中で何が起こってるはず────。
｢観念しろ、五十嵐一仁さん｣
小五郎のおじさんが、名推理を終えた途端だった。
ﾊﾞﾝ!!!
···犯人が発泡した！！
ありえない、押さえつけられて·······無いじゃない、！！
｢危ない！！｣
コナン｢っ、｣
おそらく犯人は小五郎のおじさんを撃つつもりだったんだが、前に出てきたコナンくんに当たるような形になってしまった。
そこで咄嗟に動けた私がコナンくんを抱きかかえ、その場を何とか大事に至らないようにする事が出来た。
｢だ、大丈夫？？｣
｢僕は平気だけど、A姉ちゃんの肩···！｣
｢大丈夫、｣
犯人は取り押さえられてて、私の元にすぐ佐藤刑事と目暮警部が駆け寄ってきてくれた
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作者名：promise | 作成日時：2023年5月22日 20時
