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「でもこれ、ブランド品···いやいや貰えないですよ!」



「いいから貰ってくれ、っ、·····」






安室さん!!!


倒れてきた安室さんを私は咄嗟に抱えた─────。






「っと、···熱!!!あっっつ!」






すっごい熱を持ってる·····。相当辛いはず。






「すいませんほんと···嫁入り前の高校生に、」



「安室さん、そんな思い込むような事じゃ、、ないです」






安室さん、、多分今頭回ってないね。絶対こんなこと言わないもんね。普通。




でも玄関に放置するん家にも行かないし·····。






「ベッドまで運んでいいですか?」



「え、?」



「あ、いや他人が家に入り込まれるの嫌な人もいるんで」



「·····大丈夫です、お願いしても、いいですか」



「了解です、失礼します!」



「?」






そう言って私は安室さんをおぶった。






「よいしょ、、」






一般男性を背負ったことは無かったから自分も少しびっくりしてる───。






「あの、、」



「あ、すいません···嫌でしたか??」



「いや、凄い力があるんだなって」



「ああ、それは私もびっくりです笑」







安室さんの家って、、ホント何も無いというか、。

必要最低限のものしか置いてないのね───。







「···安室さんって一人暮らしですよね??見る限り」



「はい···」



「それじゃあ軽くお粥とか作っておくのでお腹すいたら食べてください、そしたら私帰るんで!!」



「そんな、申し訳なさすぎる」



「···あー、お節介だったら辞めますけど、、でも食べないと元気にならないし!ここは甘えてください!」






病人が出歩いたり、料理をすると余計に悪化する。

迷惑かもしれないけど、私が安室さんに約2日分のお粥を作ることになった。




にしてもさぁ、すっごい食材揃ってるね。

一人暮らしとは思えない────。







「安室さー·····ん、、寝てる」






起こすのも可哀想だし、額に冷えピタ貼って書き置きを添えて私は安室さんの家を出ることにした。






───────────



────────



──────






「よ!コナンくん!」



コナン「え、なんで」



「風邪引いたって蘭から聞いてきたの、大丈夫?」



コナン「まあな、ケホッ」








ついでに、風邪をひいてるコナンくんにも差し入れを持ってそのまま私は帰った。

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作者名:promise | 作成日時:2023年5月22日 20時

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