◇59 ページ10
.
ﾄﾞﾝｯ!!!
｢ ！？ ｣
今鋭い音がなったような気がするけど────。
｢ 橋が壊れたって！！ ｣
｢ まじかよ！ ｣
｢ 帰れないじゃない！ ｣
｢ なんだよ〜 ｣
橋が·····壊れた？！
コナン｢ A姉ちゃん····· ｣
灰原｢ ヤバイわね、 ｣
コナン｢ 多分···僕の推測でしかないけど───奴らだ ｣
·····黒の組織。
私を狙ってる人達がすぐそばにいるってこと？
でも待って、そもそも私なんで狙われてるのか聞いてない、
.
コナン｢ A姉ちゃん人混みに紛れるよ！！ ｣
灰原｢ あなた達も来なさい！ ｣
コナン｢ 灰原お前も深く帽子かぶっとけよ··· ｣
灰原｢ えぇ····· ｣
コナン｢·····子供たちは救助ヘリが着次第送らせてくれ博士｣
博士｢ ああわかった！ ｣
私のせいで·····、
·
ここに来ていた何千もの人達が帰宅困難に陥った。
降谷さんと約束していた5時にも帰れそうにない。
·
『 コナンくん、なるべくあの子達と私を遠ざけて 』
コナン｢ え？ ｣
『 巻き込みたくないから····· 』
コナン｢ ·····わかった ｣
後は·····
なるべく誰か悟られないように私自身が気をつければいい。
.
.
あれから約2時間、ほぼの人達をヘリで帰宅することが出来た。
灰原｢ じゃあ先に行くから ｣
コナン｢ ああ、｣
哀ちゃんと博士、そしてコナンくん以外の子供たちは先にヘリに乗り帰って行った。
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『 コナンくんもごめんね、 』
コナン｢ ううん、それに今日楽しかったから ｣
沖矢｢ おや？コナンくんも居たんですか？ ｣
『 ？·····あ！！お隣さん！！ 』
沖矢｢ どうもこんにちはAさん ｣
コナン｢ お隣さん？ ｣
『 うん、昨日挨拶しに来てくれたの！ 』
コナン｢ へ、へぇ笑 ｣
たまたま昨日挨拶したお隣さんの沖矢さんと、最後のヘリを待つことにした。
『 あ！帰ってきた！！ 』
やっとヘリに乗って帰れる────！
.
そう思った矢先だった。
.
ｶﾞﾝｯ!!!!
『 え───── 』
コナン｢ なに？！ ｣
ヘリが撃ち落とされた·····。
.
帰るヘリがなくなってしまった。
そうなると完全にこの水族館に閉じ込められたまま·····。
鳥籠の中だ───────。
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作者名：FIVESTAR | 作成日時：2023年5月28日 16時
