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Ｍｒ.２が持ちだした作戦は囮作戦
その作戦のおかげで、なんとか海軍の包囲を抜けることができた
海軍の追手を倒しながら、おれ達は約束の場所に急いだ
《少しだけ冒険をしました。それは暗い海を渡る絶望を探す旅でした…》
約束の場所に着くと、ビビのスピーチが聞こえてきた
ゾロ「聞こえただろ今のスピーチ、間違いなくビビの声だ」
サンジ「アルバーナの式典の放送だぞ、もう来ねェと決めたのさ…！」
ルフィ「ビビの声に似てただけだ……」
『行こう、１２時を回った…』
ルフィ「来てねェわけねェだろ！！下りて探そう！いるから！！」
ウソップ「おいまずい！海軍がまた追って来た！」
ゾロ「一体何隻居るんだよ、船出すぞ！！面舵！！」
サンジ「諦めろルフィ…おれ達の時とはワケが違うんだ」
来ていないという事は、そういう事だ
そう自分に言い聞かせ、おれ達は約束の場所から去ろうとした
その時
「みんなァ！！」
ここにいる筈がない、王女の声がした
ルフィ「ビビ！？」
ウソップ「カル―！！」
港に目をやると、王女らしく綺麗な服を着たビビとカル―が大手を振っていた
ルフィ「ホラ来たァ！！」
『船を戻そう！！』
おれ達は歓喜の声を上げ、船を港に戻そうとした
ビビ「お別れを！！言いに来たの！！」
強く吹いた風の中、彼女の声が船まで届く
彼女はカル―が乗せた電伝虫から受話器を取り出した
ビビ≪私…一緒には行けません！！今まで本当にありがとう！！
冒険はまだしたいけど、私はやっぱりこの国を
愛してるから！！！
＿＿＿だから行けません！！≫
その言葉に、先程まで引かなかったルフィも納得したように笑う
ビビ≪私は＿≫
ビビの声が震える
ビビ≪…私はここに残るけど…！！
いつかまた会えたら！！もう一度仲間と呼んでくれますか！！？≫
おれ達の答えは一つだ
だがここで声を上げ、おれ達と彼女が仲間だと言ってしまえば
彼女は「罪人」になってしまう
おれ達はこのまま、黙って別れよう
おれ達は彼女に背を向け
左腕をかかげた
これがあれば、言葉など要らない
ルフィ「出航〜〜〜〜！！！」
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織(プロフ) - カルラさん» いつも応援ありがとうございます！これからも精進いたします！！ (12月24日 9時) (
レス) id: d6d065d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - ザックの妹ヤバスギwいつか出てくんのかな 更新頑張ってください応援します。 (12月2日 20時) (レス) @page11 id: 2e60e76d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たむらいおり | 作成日時：2023年11月26日 16時
