９３ ページ46
サンジ「この野郎ジョーダンじゃねェぞ！今どこだ！」
《アンタ達の船の上ェ〜》
サンジ「よりによってコイツ……！」
『やっぱあん時ちゃんとトドメさしときゃよかった…！』
《違〜うの違〜〜〜うのよう！！
あちし達……友達ジャナ〜イ？》
＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
サンジ「サンドラ河の上流にいる……信用できるか？」
ルフィ「一度は友達になったんだけどなー」
『ルフィならまたなれそうで恐ェよ…』
チョッパー「……でも行くしかないぞ？」
サンジ「そうだな、船を取られてる。おれたちをハメようってんなら…そん時ァブチのめすまでだ」
ゾロ「そうと決まりゃさっさと仕度だ…」
ビビ「……ねぇみんな…」
ゾロの言葉で宮殿を出る準備を始めたおれ達を、ビビが不安げに呼び止めた
ビビ「私……どうしたらいい…？」
ビビはこの国の王女であり、この国を深く愛している
だが、おれ達と冒険したい気持ちも大きい
ビビも先程までのおれと同じように悩んでいるんだ
ナミ「よく聞いてビビ、�爍隠音�間�疝瑛修鬚△欧襦�私達はサンドラ河で船を奪い返したら、明日の昼１２時ちょうど！�狹譴旅銑瓩飽貪戮世荏イ鬚茲擦襦�おそらく停泊はできないわ……
あんたがもし…私達と旅を続けたいのなら、その一瞬だけが船に乗るチャンス！その時は…歓迎するわ！海賊だけどね……！」
ナっちゃんの言葉に、ビビは息を呑んだ
ひとりひとり、ロープを伝って降りていく
『ビビ』
一番最後に残ったおれは、振り返って握った両手を見せて、ビビに声をかけた
『どっちだ？』
ビビ「え…？」
『どっちだ？』
ビビ「…じゃあ、右」
ビビの答えを聞き、右手の拳を開く
が、右手には何も持ってない
左手も開くが、右手と同様に何も入っていない
『ああそうだ、ここにあったんだ』
わざとらしくそう言い、ビビの右耳にかけられた一輪のネリネを取り、ビビに手渡す
ルフィ達が居た時にはなかった場所から現れた花に驚きを隠せないらしいビビに、先程までの緊張の表情はもう見えなかった
『がんばれよ、王女様』
跪き、ビビの手の甲にキスを落としてそう呟いた
『イガラムによろしくな』
ビビの頭を妹にするように撫で、それだけ言い残しておれはロープに手をかけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 51人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
織(プロフ) - カルラさん» いつも応援ありがとうございます！これからも精進いたします！！ (12月24日 9時) (
レス) id: d6d065d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - ザックの妹ヤバスギwいつか出てくんのかな 更新頑張ってください応援します。 (12月2日 20時) (レス) @page11 id: 2e60e76d28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たむらいおり | 作成日時：2023年11月26日 16時
