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おれは荒事続きでろくに扱えなかったキャンバスを広げ、鼻唄を唄いながら筆を進める
すると突然ガチャリと部屋のドアが開いた
チョッパー「ザック…でいいんだよな…？ウソップ達がお前も魚釣り手伝えって」
『わり、今仕事中だからおれの分も頑張ってくれと伝えといてくれ』
チョッパー「？…仕事って、何やってるんだ？」
『絵を残すんだ。後に文字で残るより、絵があった方が信憑性が上がるだろ？
…そうだチョッパー、ちょっとこっち来てくれ』
呼びかけるととことことチョッパーが駆けて来て、おれの絵を見た途端にはっと目を輝かせた
チョッパー「すげェ…」
キャンバスに塗られた多色が見せる大きな�犧���
少しチョッパーの瞳に涙の膜が張ったのがわかる
『どうだ？本物には負けるがいい出来だろ』
チョッパー「おお…！すげェなお前！まるで写真だ！」
『…あったりまえだ！おれの絵は最高なんだからな！』
ここ最近、ひとりで描く事に慣れたからか少し照れ臭かった
…前まではいろんな奴に褒められてたんだけどなァ
『…それに…お前達の大切な桜なんだろ？』
チョッパー「！」
『なら、最高なのを残してやんないとな！』
チョッパーの頭に手を置いて優しくぽんぽんと叩く
チョッパー「ありがとう！」
チョッパーは帽子をぎゅっと深く被り、顔を上げて笑顔でそう言ってきた
『どういたしまして！』
その表情に、おれも釣られて笑顔で返す
絵を見せて喜んでもらえるのは、やはり気持ちがいい
…やっぱりおれ、絵が好きなんだ
愛用の筆を握りしめ、鼓舞するようにそう呟いた
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織(プロフ) - カルラさん» いつも応援ありがとうございます！これからも精進いたします！！ (12月24日 9時) (
レス) id: d6d065d3e0 (このIDを非表示/違反報告)
カルラ(プロフ) - ザックの妹ヤバスギwいつか出てくんのかな 更新頑張ってください応援します。 (12月2日 20時) (レス) @page11 id: 2e60e76d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たむらいおり | 作成日時：2023年11月26日 16時
