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次々湧き出る海軍をなぎ倒していると、段々辺りが騒がしくなる
突然悲鳴を上げたり逃げ出したりと…どうしたんだ？
顔を上げると、霧の中から海軍の船がゾロゾロとこちらへ向かってくる
「軍艦の艦隊だ！！バスターコールが始まるぞーーっ！！！」
バスター…コール……
裁判所付近に何発も砲弾が撃たれる
フランキー「……何てイカレた光景だ」
『？、ロビン！？』
振り向くと、ロビンが地面に膝を着いて震える自身を抱きしめている
そうか…この光景はロビンの……
だが、どうやらぼくらのいる橋には攻撃が全く来ない、そういう命令の下なのか…？
ルフィ達の方も苦戦しているようで、塔から飛び出して海軍の艦隊の船に乗り移り、暴れている様だ
すると…
ルフィが乗っていた艦隊の船が砲撃を受けて燃え上がった
フランキー「オイオイ…海兵ごと撃ちやがった…！」
スパンダム「これが！おれが発動した“バスターコール”の力！これが正義だ！カティ・フラム！！さァ！ニコ・ロビンをこっちへ引き渡せ！そうすればお前の罪を消してやってもいいぞ！」
味方を堂々と殺しておいて…何が正義だ…
フランキーも奴の言葉にカっとしたようで、鉄の右腕を伸ばして長官の顔を一発殴った
相手も剣を構える
一見普通の剣に見えたそれは、一瞬の内に長い剣の鼻を持つ象に変わり、ロビンの下へと近づく
ぼくはロビンの前で槍を横に構え、刃を受け止める
鼻の付け根の方でフランキーも抑えてくれていたようだ
フランキー「ファンクフリード！！てめェ象のクセになに力負けしてやがる！！この鼻を元に戻せ……象！眉間に砲弾ブチ込まれたくなかったらな！！」
フランキーにそう脅されると、象の鼻はみるみる普通の形に戻っていく
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作者名：織 | 作成日時：2023年2月11日 14時
