海にたゆたうタバコの煙８【ONEPIECE】 (ページ36)

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何発か砲弾を跳ね返していると、チョッパーがウソップを見つけたようだ

「ウソップが来た！」とチョッパーがルフィに伝えるも、ルフィやぼくらは知らんふりをした

第一声が謝罪じゃなければ、この船には乗せられない

チョッパー「ルフィ！ウソップが呼んでるよ！」

ルフィ「聞こえねェ」

チョッパー「ゾロ！」

ゾロ「何も聞こえねェな！」

チョッパー「……！ミツキ！」

『…聞こえないな、何も』

その時

ウソップ「ごめ゛ーん！！！

意地はってごべーーーん！！おれが悪がったァーーー！！！」

ルフィ「……！」

ゾロ「ウソップ！！」

べそをかきながらそう叫ぶウソップの声が、ぼくらに届いた

ウソップ「今更みっともねェんだけども！！おれ゛、一味をやめるって言ったけど！！アレ…！！取り消すわ゛けにはいかねェがなァー！！ダメ゛かな゛ー！！…頼むからよ……！お前らと一緒にいさせてくれェ！！もう一度…！！

おれを仲間に入れてくれ゛ェ！！！」

ルフィの手が、ウソップの前に差し出された

ウソップ「ルフィ…」

ルフィ「バガ野郎ーー早く掴ばれーーっ！！！」

二人して大号泣する姿に、思わず「ぷっ」と吹き出した

ルフィ「やっと…全員揃った！！さっさとこんな砲撃抜けて！

冒険にいくぞ野郎共～～！！」

「「「おーーっ！！」」」