海にたゆたうタバコの煙６【ONEPIECE】 (ページ46)

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あの後チョッパーと遭遇し、お互い今まであった出来事を話した

どうやらチョッパーは本屋に辿り着いた所まではロビンと一緒にいたらしいが、チョッパーが先に本屋に入った後はぐれてしまったらしい

サンジ「……まいったぜ」

チョッパー「ごめんよー二人とも、おれ本に夢中で……」

サンジ「お前が謝る事っちゃねェよ…おれァてっきりロビンちゃんと一緒にいたのは「人型」になったお前かと……」

『ぼくもそう思ってた。…じゃあ、あの時ロビンと一緒にいたのは誰……』

サンジ「…何も起きなきゃいいが…胸騒ぎがする……」

チョッパー「え…！診察しようか」

サンジ「病気じゃねェよ！」

まァ、サンジの言う事もわかる

この間大将に言われた言葉のせいか、嫌な予感がする

ぼくらは買い物を中断し、メリー号に戻ることにした

戻るもロビンはおらず、ゾロ一人だけだった

そんなゾロも、何か真剣な顔をしてぼくらがいなかった間に起こった事を話してくれた

船大工に言われた、ある一言も

サンジ「本当かよ……！」

ゾロ「そう言ってた……その船大工はな…」

『この船が………！？』

チョッパー「もう直せない……！？金があってもか！？じゃあ……！ど…どうなるんだ？」

ゾロ「さァな、最終的にはルフィ達がどう判断するかだ。造船所にいる三人で何らかの答えを出して来るだろ」

サンジ「……そんな事言われても…話が極端すぎるぜ………だってお前……！みろ、船はいつもと変わらねェし……“東の海(イーストブルー)”からこんなトコまで一緒に海を渡ってきたじゃねェか……！！」

ゾロ「渡ってきたからこそだろ。人間ならナミを超える度強くもなるが、船は違う……痛みをただ蓄積するだけだ」

腑に落ちない所もあるが、ゾロの言う通りだ

一流の船大工が言う事だ、それにゾロの対応も相まって適当に言われたわけではないのだろう

でも…これを聞いたらウソップ……何て言うかな……

ナミ「みんなー！」

チョッパー「あれ！？ナミが帰って来たぞ！」

『一人みたいだけど……ルフィとウソップはどうしたんだろう？』

サンジ「ナミさ～～～ん！何かあったのか～～～！？」

ナミは青い顔をしながら今まであった事を話してくれた

どうやら、もう一つ問題が出来てしまったらしい