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普通の人間を愛すなって…
急にどうしたんだ?___。
…なんでもない、ただ言っておいて損はないからな
ふーん、じゃあ覚えておく
そんな事より早く修行の続きをしよう!
くふふ、＿＿＿は本当に修行が好きだな
なあ、＿＿＿。
お前が幸せでいてくれるなら
私は何百年でも、お前を待つ。
ぼくらは戦闘で凍らされた二人の体調回復のため、島に数日停泊することになった
今は２日目の夜
不寝番のぼくは一人、月明かりを浴びて光る暗い海を眺めて、今日見た夢を思い出した
『……』
夢の中で出てきた二人……片方はぼく、もう片方は……きっと“F.E”なんだろう…
“探してほしい”……か…
……ぼくは…
サンジ「ミツキ」
『！』
突然サンジに名前を呼ばれ、肩がピクリと反応した
考え込んでいて、背後から近づいていたサンジの気配に気づかなかったようだ
『サンジ…どうしたの？』
サンジ「夜食と晩酌」
サンジはそう言って酒瓶と夜食が入ったバケットを置いた
そのままサンジは酒瓶の蓋を開けて２つのグラスに注ぎ、片方を手に取った
ぼくももう片方を手に取り、静かに打ち鳴らした
サンジ「で、感傷に浸ってどうしたんだ」
さすがぼくの嫁、気付いていたようだ
…まァ、あの場所にいたルフィもゾロも気付いたと思うけど
『…何なんだろうね、“F.E”って』
二人で水平線を眺めながら、ぼくは今日見た夢の話をした
『…大将やアーロンが“F.E”の事を知ってるって事は…“F.E”も不老不死なのかな』
ぼくは手に持った板切れを撫でて言う
２８８ ページ40
ぼくらは戦闘で凍らされた二人の体調回復のため、島に数日停泊することになった
今は２日目の夜
不寝番のぼくは一人、月明かりを浴びて光る暗い海を眺めて、今日見た夢を思い出した
『……』
夢の中で出てきた二人……片方はぼく、もう片方は……きっと“F.E”なんだろう…
“探してほしい”……か…
……ぼくは…
サンジ「ミツキ」
『！』
突然サンジに名前を呼ばれ、肩がピクリと反応した
考え込んでいて、背後から近づいていたサンジの気配に気づかなかったようだ
『サンジ…どうしたの？』
サンジ「夜食と晩酌」
サンジはそう言って酒瓶と夜食が入ったバケットを置いた
そのままサンジは酒瓶の蓋を開けて２つのグラスに注ぎ、片方を手に取った
ぼくももう片方を手に取り、静かに打ち鳴らした
サンジ「で、感傷に浸ってどうしたんだ」
さすがぼくの嫁、気付いていたようだ
…まァ、あの場所にいたルフィもゾロも気付いたと思うけど
『…何なんだろうね、“F.E”って』
二人で水平線を眺めながら、ぼくは今日見た夢の話をした
『…大将やアーロンが“F.E”の事を知ってるって事は…“F.E”も不老不死なのかな』
ぼくは手に持った板切れを撫でて言う
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作者名：織 | 作成日時：2022年12月11日 21時
