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鳥に続いてラッコも刃物を使ってぼくらを襲う
サンジ「俺らを殺そうってのか、上等だぜコノ…！メガネざるがっ！」
ラッコはサンジの蹴りを食らい、壁に当たって気絶したようだ
ぼくも声を出さないよう注意しながら鳥に向けて攻撃を仕掛ける
“
ぼくの攻撃を受けた鳥は先程のラッコの様に吹っ飛び気絶した
《何事だ》
サンジ「あ〜……いや…何でもねェ…いや…ありません。
麦わらの野郎が…まだ生きてやがって
大丈夫、とどめはさしました。ご安心を」
《生きてやがっただと……？》
Mr.0は明らかに声色を変え、サンジに問いかけた
《さっきお前は任務は完了したと…そう言わなかったか？》
サンジ「ええまァ…完了したつもりだったんですがね、想像以上に生命力の強い野郎で」
《…つまりお前は、この俺に嘘の報告をしていた訳だ……》
『……』
めんっっっっっっどくさ！！
なにこいつ、一々めんどくさいな、細かい事はいいじゃん、めんどくさいな！！
ぼくは目に見えてイライラしていたようで、サンジが“おちつけ”と口の動きとジェスチャーでぼくに伝えてきた
Mr.0とかどうでもよくなっちゃった、可愛い、もう一回やって欲しい
サンジ「…あーまァ、そう言う言い方をしちまうとあれなんだが…
今、確実に息の根を止めたぜ。だからもう追手を出す必要はねェ、OK？」
《……まァいい、とにかく貴様らはそこから一直線にアラバスタを目指せ
なお…電波を使った連絡はこれっきりだ、海軍に嗅ぎつけられては厄介だからな
以後、伝達は全て今まで通りの指令状により行う
…以上だ、幸運を……Mr.3》
Mr.0がそういうと、電伝虫は切れてしまった
サンジ「………切れた…」
『とりあえず何とかなったね』
サンジ「お前って意外と短気だよな」
『それサンジに言われたくないし…
サンジは可愛い顔して敬語下手だし口悪いよね』
サンジ「誰の顔が可愛いだとこのクソクラゲ！三枚におろすぞコラ！！」
『ほらそういうとこ
ん？あれって…』
ぼくは倒れているアンラッキーズの近くに落ちているものを手に取った
『
そっか、届けに来たんだもんね
ぼくとサンジは見つめ合い、にやりと笑い合う
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作者名：織 | 作成日時：2022年9月5日 10時
