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サンジ「ヘイまいど、こちらクソレストラン。…ご予約で？」
ふざけちゃって…
ぼくが呆れて溜息を吐くと、電伝虫から声がした
《ふざけてんじゃねェ、バカヤロウ。てめェ報告が遅すぎやしねェか……？》
怒りを孕んだような声色だ
報告…なんのだろ？
サンジ「報告……そちら、どちらさんで？」
《俺だ、¨Mr.0¨だ…》
『＿＿ッ！？』
Mr.0、その名を聞いたぼくは目を見開いた
Mr.0って…バロックワークスのボスじゃん…！
ナミたちに聞いた話じゃ…あの七武海の一人っていうあの…
《俺が指令を出してからもう随分日が経つぞ、一体どうなってるMr.3》
…なるほど、ここはそのMr.3っていう奴のアジトなわけね……
ぼくはサンジと目を見合わせると、サンジも状況を理解したようで一度頷いた
あっちはサンジの事をそのMr.3だと思ってるみたいだし、面倒にならないようにぼくは黙っていよう
《何を黙りこくっている。俺は質問をしているんだ、王女ビビと麦わらの一味は抹殺出来たのか？》
サンジ「…ああ、任務は完了しましたよ。あんたの秘密を知っちまった野郎どもは全て消し去りました、だからもう追っ手は必要ありません」
《……そうか、ご苦労…今アンラッキーズがそっちへ向かっている
任務完了の確認とある“届け物”を持ってな》
アンラッキーズ…？届け物…？
《アラバスタ王国への¨
ミス・ゴールデンウィークと共にお前はこれからアラバスタへ向かえ、時期が来た…俺達にとって最も重要な作戦に着手する。詳細はアラバスタへ着いてからの指示を待て》
アラバスタへの
それがあればアラバスタへすぐ向かえる…！
けど、届けに来るってことは…正体がバレるんじゃ……ん？
窓を見ると、いかにもアンラッキーズであろうラッコ…？と鳥…？が窓枠に立っていた
サンジも気付いたようで、ぼくらとアンラッキーズは数秒見つめ合ってしまった
サングラス越しだからわからないけど……
めちゃくちゃ目が合ってる気がする………
バレた……
ラッコと鳥は武器を構え、ぼくらに敵意を示す
《オイ……どうした……》
サンジ「いや…！何でも……」
サンジが答えると、さっそく鳥が銃をぼくらに向けて打ってくる
サンジ「うわっ！」
『っ！？』
声を出すなぼく…！
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作者名：織 | 作成日時：2022年9月5日 10時
