海にたゆたうタバコの煙２【ONEPIECE】 (ページ33)

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ルフィ「するかアホーッ！帽子返せ！コノヤロー！！」

ウソップ「コノヤローがお前はーっ！！アホーッ！」

笑みを浮かべながら言うミス・オールサンデーに対し、ルフィとウソップが叫ぶ

オールサンデー「遠吠えは結構、虚勢をはることなんて誰にでも出来るわ

困難を知って突っ込んで行くのもバカな話」

ミス・オールサンデーはルフィの帽子と共に、ビビに記録指針(ログポース)のようなものを投げる

見たことの無いそれは永久指針(エターナルポース)というらしい

オールサンデー「それで困難を飛び越えられるわ、その指針が示すのはアラバスタの一つ手前の¨何もない島¨

ウチの社員も知らない航路だから追手も来ない」

まさか、ぼくらを安全な航路を進ませて見逃すつもり？

何が何でも怪しいし、あの子の考えてることが微塵もわからない

ナミ「何？あいつ良い奴なの…！？」

ビビ「な…何でこんな物を…！」

ゾロ「……どうせ罠だろ」

オールサンデー「…どうかしら」

ミス・オールサンデーは悪い顔をして言う

ルフィ「そんなのどっちだって良い……！」

『あ』

ルフィはビビから永久指針(エターナルポース)を取り上げ

バキバキと音を立て、片手で握りつぶした

ナミ「アホかお前ーーーっ！！」

ナミの蹴りが見事に命中した

ナミ「せっかく楽に行ける航路教えてくれたんじゃないっ！あの女がいい奴だったらどうすんのよーっ！」

ナミの怒鳴り声が聞こえていないのか、ルフィはミス・オールサンデーを睨んで怒鳴る

ルフィ「この船の進路をお前が決めるなよ！！」