海にたゆたうタバコの煙２【ONEPIECE】 (ページ30)

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「「ようこそ！！歓迎の町ウイスキーピークへ！！」」

ウイスキーピークの住民たちは、ぼくらの想像と真逆の反応をしていた

ぼくたち…海賊なのに歓迎されていいの？

そんなことを感じながらも上陸すると、独特な髪型の男が歩いてくる

イガラッポイ「いら゛っ…！ゴホン…マーマーマーマーマ～♪

いらっしゃい、私の名はイガラッポイ。驚かれたことでしょうがここは酒造と音楽の盛んな町ウイスキーピーク、もてなしは我が町の誇りなのです

自慢の酒なら海のように沢山ございます。あなたがたのここまでの冒険の話を肴に宴の席をもうけさせては頂けませ…ゴホン…マーマー♪、頂けませんか！」

「「「喜んで～～～っ！」」」

イガラッポイの宴の誘いに、ルフィとウソップとサンジの３人が肩を組み即答する

その宴の夜、ぼくはナミに強制参加させられた飲み比べで酔いつぶれ

たふりをして、なにやら騒がしい外へ出た

目に入ったのはぶっ倒れてる住民と、他の襲い掛かってくる住民たちを倒すゾロの姿

そんなゾロの背後から狙う住民を、ゾロより先にぼくが水の刃で倒す

『手、貸してあげようか？ゾロ』

ゾロ「ミツキ、起きてたのか」

『まァ酒には強いもんで』

ゾロ「…助けてやったなんて思うなよ、お前がやらずとも俺だけで倒せた」

『でも先に倒したのはぼくだよ、ぼくもお礼はいらないからいいけど
とりあえず、こいつら倒せばいいんでしょ。倒しながら話は聞かせてもらうよ』

話を聞くところによると、この町の住民はみな“バロックワークス”という会社の社員であり、酔いつぶれたぼくらを襲って賞金稼ぎをしようと企んでいたそうだ

『なるほどね、怪しいとは思ってたけどそういうこと…』

すると、その賞金稼ぎを企む社員たちが一斉に襲い掛かってくる

『大津波(タイダルウェイブ)…』

ぼくは体の水分を使い津波を起こし、津波は社員を飲み込む

『君らが飲ませてくれたお酒のおかげで、ぼくの体の水分は十分に補充された
さァ、思う存分楽しもうね』