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その後、外に出してもらい。ぼくらは歓喜した
ルフィ｢フーッ！！出たァ！！本物の空！！｣
『ゴロツキはどうする？』
気を失っているゴロツキを指さしてぼくは言う
クロッカス｢捨てておけ、そのへんに｣
ぼくはクロッカスさんの言葉に笑顔で頷いて、二人共船の外へ投げる
｢うばっぷ！？なんだ！！？｣
｢い…胃酸の海！？｣
｢違うっ！！本物の海だ！！ミス・ウェンズデー！｣
｢どうやらあの海賊達にノされてたようね、Mr.9！！｣
ゴロツキは意外としぶとく、海に落としたがすぐに浮き上がってくる
ルフィ｢で？お前らなんだったんだ？｣
ウェンズデー｢うっさいわよ！！あんたには関係ないわ！！｣
９｢いや待て、ミス・ウェンズデー。関係ならあるぜ？こいつらが海賊である限りな！！｣
ウェンズデー｢それもそうね、Mr.9。“我が社”には大ありね｣
ミス・ウェンズデーと呼ばれていた女の子がこちらを指さし言う
ウェンズデー｢覚悟なさい！！！｣
９｢それではまた会おうじゃないか、海賊共！！｣
ウェンズデー｢そしてクロッカス！！このクジラはいつか我々がいただくわよ！！！｣
なんだったんだろうあれ
元気そうに高笑いをしながら泳いでいく二人を眺めながら思った
『…50年か…』
ルフィ「ずいぶん待たせるんだなー。その海賊達も」
サンジ「バーカ、ここは"
死んでんだよ。いつまで待とうが帰って来やしねェ」
ウソップ「てめェは何でそう夢のねェことを言うんだ！！」
『サンジの言う通りだよ。
ぼくからしたら半年くらいに思えても…寿命がある人間にとって
５０年って言うのは相当長いんでしょ？人生のおよそ半分なんだしね』
ぼくがみんなに問いかけると、みんなは黙り込んでしまう
『そんなに待っても来ないんなら、きっと死んでるよ。』
ウソップ「まだわからねェだろうが、帰って来るかもしれねェ！！｣
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作者名：織 | 作成日時：2022年9月5日 10時
