海にたゆたうタバコの煙２【ONEPIECE】 (ページ15)

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『¨凪の帯(カームベルト)¨？』

ルフィ｢何だそりゃ。｣

ウソップ｢お、向こうはまだ嵐だ。こっちは風もねェのにな…｣

ナミ｢あんた達！！のんきな事言ってないで早く帆をたたんで船を漕いで、嵐の軌道に戻すの！！！｣

ぼくらの様子にナミが叫ぶ

サンジ「はいナミさん♡」

ゾロ「何あわててんだよ、お前漕ぐってこれ帆船だぞ？」

ナミ｢いいからいうこと聞け！！！｣

ナミが大声で怒鳴る

ゾロ｢せっかくこんな晴れてんのに｣

ナミ｢じゃあ説明してあげるわよ！！｣

ナミが仕方なさそうにゾロを指さす

ナミ｢今この船はあんたがさっき言った通り、南へ流れちゃったの！！｣

ゾロ｢へェ、じゃあ偉大なる航路(グランドライン)へ入ったのか？｣

ナミ｢それが出来たら誰でもやってるわよ！！！｣

ゾロの言葉にナミがまた怒鳴る

ナミ｢偉大なる航路はさらに二本の海域に挟み込まれて流れてるの！！それがこの無風の海域、¨凪の帯(カームベルト)¨！！！｣

ゾロ｢¨凪¨ね…どうりで風がねェ。＿で？それが一体…｣

ナミ｢要するにこの海は…！！｣

ナミが続けようとするも、大きな振動が船を襲った

ウソップ｢うわっ！なんだ？なんだ地震か！？｣

サンジ｢バカ、ここは海だぞ！｣

すると突然船が持ち上がった

そして船の下にいたものを見て、全員が言葉を失った

現れたのは…

大量の海王類だった

ナミ「海王類の……巣なの……」

ナミの言葉を聞いたぼくらは急いで船を漕ぎ、嵐の海に戻った

まだ偉大なる航路(グランドライン)にも入ってないのに…

幸先が…不安すぎる…