勿忘草【地縛少年花子くん】 (ページ7)

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ネネと仲のいいアオイと友達になりました

葵「ツバメちゃん聞いた?トイレの花子さん!」

『え、あ、まあ…ね』

うん知ってる、知ってるわよ。

だって、前再会したばっかりだし…

厳密にいえば花子くんなんだけどね…

寧々「今日の放課後にいこうと思うの、一緒にどう?」

『あー…いいよ』

『アオイは?』

寧々「用事だってさ。」

寧々「じゃあ、いくよ…」

『ええ』

寧々「花子さん花子さん、いらっしゃいますか」

ネネは三回ノックすると、お決まりの言葉を言う

「はーあーい」

扉がゆっくり開き、声が響く

はいこんにちは彼氏くん

と思って個室を覗くと…

誰もいない

ネネの方を向くと

左肩に手があって

「こっちだよ」

寧々「ひっ、いやっ」

とアマネの顔にネネの手がめり込む

寧々「き…きゃああああああ!!!」

ネネはその場にしゃがみこむ

一応怪異の姿になってよっと

普「くっくふふ…あははは!!!」

まぁいい反応なのは分かるけど…←

普「大丈夫？」

寧々「ｯｯ!!!」

『あんたねぇ、そんなん驚くに決まってるじゃない…』

普「はーい、ごめんなさーい」

『絶対反省してない…』

寧々「透ける体、人魂、昔の制服
あ、あなたは…」

普「俺は怪異さ、学園七不思議が七番目『トイレの花子さん』、はじめまして」

寧々「あなたが花子さん…!?
そ……そんなのうそっ！
おかっぱは?赤いスカートは?
しかも男の子だし…」

普「そーゆーの最近流行らないんだよねー
花子くんって読んでもイーヨ」

寧々「怪異に流行りがあるの!?」

あれ…？

私空気？

普「確かに俺は男だよ
でも性別以外は君が聞いた噂の通り
何か一つを代償に呼び出した者の願いを叶える。

君にもあるんだろ？聞かせてよ、願い事」

寧々「…本当に、ただの変態幽霊じゃないのね?」

その言葉に普は固まる

普「もういい、サヨナラ」

『信用できないのはあたりまえよ』

普「ツバサがカッコイイって言ってくれたら本気だすよーだ」

『はいはい、アマネはカッコイイ』

普「カッコいい…

ツバサにカッコいいって言われた!ﾔｯﾎｰｲ!」

『はぁ…』

普「それじゃーお名前とお願いをドーゾ!」

その後、結構飛ばすとおもわれます