2話 ページ3
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カランコロン________
「いらっしゃいませー」
おお、ここが噂のポアロ(?)か!
ふーん、割と普通の喫茶店かぁ…
本当にいるのかな、新パ(新しいパートナー)←
「カウンター席とボックス席、どちらに致しますか?」
「じゃあボック「カウンター席で!」え」
うわなんか遮られたんだけど!
コナンくん(江戸川少年)、なんか冷たくない?!
え、さっき会ったばかりだよね? ね?
「Aお姉さんの待ってる人、いる?」
「え、どうだろ、分かんない」
「え、顔知ってるでしょ?」
「いや、知らない」
「馬鹿なの?」←
気のせいが確信に変わった瞬間だよこれ。
馬鹿って言った? 馬鹿って言ったなおい!
私だって、よく分からないまま来たんですけど。
性別も知らないんですけどー!!
「なんか〜知り合いに行けって言われてさ? 男か女かもわからないの」
「Aお姉さんって絶対頭悪いでしょ?!」
**コナンside
それは、蘭に買い物を頼まれてスーパーから帰っていたところだった。
道のど真ん中で、若い女性がキョロキョロしている。
……不審者?←
声をかけてみたところ、彼女は鞍月Aというらしい。
で、迷子なんだとか。
ポアロに行きたい、とのことで、彼女をポアロへ案内した。
案内してる途中も思ったが…彼女はとんでもない変人であった。
待ち合わせをしている、と言ったから連れて行ったのに、相手を知らないらしい。
え、本当にこの人大丈夫か? やばくねぇか?
いや、世の中にはいろんな人がいるしな… 彼女みたいな人がいても、全然おかしくはないのだが…
流石に会ったことない人と会うのは、危険すぎだろ!!
**Aside
お、コナンくんが険しい顔をしている。
※貴方のせいです
さてさて…ベルモットさんが言ってたのは…どこのどいつだろうか?
見回した感じ、普通の一般人しかいなさそう。
私も一般人(仮)だけど!!
「「変だな……」」
「ハモった! やっぱりコナンくん私達運命?」
「絶対ない絶対ありえない!!」
冗談なのにめっちゃ拒否られた……悲しいよ〜
ベルモットさんは、私に日時とかは指定していない。
行ってみたらどう?とだけ言われた。
というと、ポアロにずっといる人? いつでも会える人?
「そこの店員さん!! 貴女が私の新パですね?!」
「「え」」
そう言って、私は茶色い髪のお姉さんを指差した。
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作者名:紅月 | 作成日時:2020年3月1日 13時