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真実のアメジスト ページ40

高木は膝から崩れ落ちていく



その様子はまるで糸の切れた人形だ



「何これ?見たことない…」



人形師の男は高木の『心の結晶』を見て呟く



高木は何も理解できないまま



闇の中に堕ちていった…







「こんなの見たことない…ジャスパー様にあげればオイラは…」



人形師の男は興奮している



「そうと決まれば早く…」



「そうはさせない!!」



突如、そんな声が聞こえる



人形師はそちらを見ると



金髪赤メッシュ



茶髪青メッシュの男たちがいた



「何者?」



「情熱の宝石 ジュエリールビー」



「意志の宝石 ジュエリーサファイア」



それは山田と伊野尾であった



「キミは…新しい敵?」



「オイラ?オイラは人形師のヘマタイト。身代わりっていう意味の宝石だよ!!」



ヘマタイトは大きく腕を広げて自己アピールする



「キミたちはシリマナイトやオブシディアンが言ってた宝石たちでしょ?タチ悪いよね。自分たちで救えなかったから他人に救ってもらうなんてさ」



「な、なんのことを言ってるの…?」



山田は聞き返す



ヘマタイトはキョトンとした顔をする



「もしかして…まだ何も聞いてないの?本当ないよ」



ヘマタイトはやれやれとしてジェスチャーをとる



「でも、オイラもこれ(『心の結晶』)を身代わりにすれば解放されるって訳なの。邪魔しないでね」



ヘマタイトが指を鳴らすとどこからともなく怪人が現れる




「よろしくね、鹿怪人」



「いのちゃん…。いのちゃんは高木先輩のところに行ってて」



山田は伊野尾に言う




「で、でも、そしたら山田が…」




「俺は大丈夫。高木先輩の方が心配だから」




山田は刀を構える




「…それに、高木先輩の真実を知ってるのはいのちゃんだけでしょ?」

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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。物語の世界観に入り込んで頂けて嬉しいです♪ (2019年7月7日 15時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 更新ありがとうございます。非常に悲しい出来事がありましたが小説を読んでいると物語の世界に入り込めて気持ちが落ち着きます。ありがとうございます。 (2019年7月7日 14時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ありがとうございます! (2019年7月5日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます。宝石たちが何故jumpメンバーを選んだのか?敵サイドは何人なのか?それらの疑問はちょっとずつですが解決していきます♪ (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。こうやって更新して喜んでいただけるとさらに更新頑張りたくなります!! (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年6月19日 7時

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