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真実のアメジスト ページ37

「たかぎいる?」



伊野尾は朝から高木を探している



登校中に高木の物と思われるストラップを拾ったのだ



同じクラスなので自分で渡そうと思うがなかなかその本人が現れない



「雄也?まだ来てないで」



桐山も答える



「高木くんにしては…遅いね」



菊池も疑問に思う



そのまま時間は過ぎていき



「座れ」



担任の紫原が来た



「連絡は…うちのクラスの高木が警察に連行された」



その言葉にクラスメイトは動揺する



「なんで高木が…」



口を開いたのはホームルーム長の薮であった



「詳しいことは後で話す。1時間目は自習」



そう言って紫原は出ていった



「高木…?」



もちろん、クラスは困惑の渦だ



「やっぱり。いつか起こすって思ってたよ」



そう言ったのは…



「光…」



「いつも先生に怒られてるし、そろそろ問題起こすって俺思ってたんだよね」



同じクラスの八乙女であった



「…クラスメイト信じられないのかよ」



「…あぁ」



伊野尾は教室を飛び出した



「いのちゃん!!」



それに続いて有岡も



2人は警察署に向かう



そして入口にいた警察に話しかけた



「あの!!高木雄也と話がしたいです!!」



「はっ、はぁ?」



警察は困惑するが受付まで案内してくれた



「ご要件は?」



「こちらにいる高木雄也に会わせて貰えませんか!?」



しかし、返事は…



「今は誰も会わせられませんし、本人も断っています」







「俺は違うって!!何もしてない!!」



高木は必死に訴える



だが



「だけどね。怪我した本人がキミにやられたって言ってるの。しかも、彼の友達の怪我もキミがやったって言ってるよ」



話を聞いてくれないのだ



「俺は…本当のことしか言ってないのに…」



高木は下唇を噛む



ちょっとだけ鉄の味がしたが気にしない



「とりあえず、キミのことは学校の先生や保護者と話すから。キミはここで大人しくしてて」




そう残して警察官は出て行った



(誰も信じて貰えねぇ…。真実を見てくれよ…)

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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。物語の世界観に入り込んで頂けて嬉しいです♪ (2019年7月7日 15時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 更新ありがとうございます。非常に悲しい出来事がありましたが小説を読んでいると物語の世界に入り込めて気持ちが落ち着きます。ありがとうございます。 (2019年7月7日 14時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ありがとうございます! (2019年7月5日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます。宝石たちが何故jumpメンバーを選んだのか?敵サイドは何人なのか?それらの疑問はちょっとずつですが解決していきます♪ (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。こうやって更新して喜んでいただけるとさらに更新頑張りたくなります!! (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年6月19日 7時

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