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真実のアメジスト ページ35

「うんまぁ」



高木はクレープを頬張る



「キャラとあってないよね。意外と」



伊野尾がそんなことを言うが気にしない



「あってなくていいんだよ。他人の決めた殻に嵌る方がおかしいんだって」



高木は他人(教師)から素行の悪い生徒だと思われている



だけれども、1回も補導されたことないし、逆に言えばボランティア活動なども行っているのだ



「髪の毛遊ばれなきゃいいのに」



「これが俺なの」



そこから高木と伊野尾は買い物をし、別れた



「ふぅ…今日も疲れたぁ…」



いつからだろうか



そうやって伊野尾と買い物をするようになったのは…



それはまだ高木たちが2年の頃であった…



『なにこれ…』



やることも無くただ歩いていた高木はある物を見つけた



それは可愛いストラップであった



『…めっちゃ可愛い…んだけど…』



高木の目はそれから離れなかった



しかし、学校では怖い感じで通っている高木



そんなものを学校に付けて行った日にはドン引きされるのだろうと思っていた



そんなある日…



『高木…くん?』



『伊野尾…くん…』



そうやって可愛い物を見ているところをたまたま塾帰りの伊野尾に見られたのだ



高木は反射的に逃げる



そこから伊野尾と話せない日が続いていた



『はい』



しばらく経ち、伊野尾からラッピングされた物を渡された



『何…?』



『誕生日でしょ?だから』



高木は受け取りラッピングを取る



『これ…』



それは高木の見ていたうさぎのストラップであった



『なんかそれ見てて欲しいのかなってさ』



高木は何も返せずにいる



『俺の前ではそういう高木見せて欲しいな』



それが伊野尾と買い物をするようになった理由だった



「ふざけんじゃねぇよ!!」

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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。物語の世界観に入り込んで頂けて嬉しいです♪ (2019年7月7日 15時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 更新ありがとうございます。非常に悲しい出来事がありましたが小説を読んでいると物語の世界に入り込めて気持ちが落ち着きます。ありがとうございます。 (2019年7月7日 14時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ありがとうございます! (2019年7月5日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます。宝石たちが何故jumpメンバーを選んだのか?敵サイドは何人なのか?それらの疑問はちょっとずつですが解決していきます♪ (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。こうやって更新して喜んでいただけるとさらに更新頑張りたくなります!! (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年6月19日 7時

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