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意志のサファイア ページ19

「伊野尾くん」



そう呼ばれた男の子は



「ふぁあ?」



と独特の返事をして振り返る



「あれー、淳太じゃーん」



「少し手伝って欲しいんだ」



伊野尾は承諾する



平成高の校舎は3階が3年



2階が2年



1階が1年となっている



伊野尾と中間は3年であるので用事のある職員室がある1階まで降りるとたくさんの学年に会う



「シゲ。そのケガどうしたの?」



「あー。…そのまんまや」



「消毒するからこっち来」



2年生



「松島」



「望じゃん。どうしたの?」



「勝利が呼んでたで」



「そうなの。ありがとう」



1年



賑やかだなと伊野尾と中間は思う



「失礼します。青峰先生はいますか?」



中間は青峰を探しているみたいだ



「青峰先生ね。ちょっと待ってて」



対応したのは桃華であった



伊野尾と中間は世間話をして待っている



「伊野尾くん」



そこに現れたのは…



「んぁ?シゲじゃん。どうしたの?」



重岡であった



「…ちょっと話さへん?」



伊野尾は重岡の案に乗る



2人はそのままグラウンドに出た



「話って何?」



「あの…写真部に入ってくれへん?」



重岡は頭を下げる



「写真部…?」



伊野尾はハテナマークを浮かべる



「入ってもすぐに引退しちゃうよ」



「それでもええねん」



伊野尾は考える素振りを見せて



「考えとく」



とだけ伝えた



重岡は教室に戻る



「…ふぅ」



伊野尾は一息つく



「部活…か」



伊野尾は自分の意志を伝えないまま重岡に返事をしたのだ



「入りたくないけどな…」

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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。物語の世界観に入り込んで頂けて嬉しいです♪ (2019年7月7日 15時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 更新ありがとうございます。非常に悲しい出来事がありましたが小説を読んでいると物語の世界に入り込めて気持ちが落ち着きます。ありがとうございます。 (2019年7月7日 14時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ありがとうございます! (2019年7月5日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます。宝石たちが何故jumpメンバーを選んだのか?敵サイドは何人なのか?それらの疑問はちょっとずつですが解決していきます♪ (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。こうやって更新して喜んでいただけるとさらに更新頑張りたくなります!! (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年6月19日 7時

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