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幸福のオパール ページ15

「はは…俺は…幸福だったんだ」



有岡は涙を流す



いつかは忘れたが誰かが闇の中にいる有岡に向けて言った言葉が脳内を横切った



『確かに有岡先輩は幸福じゃないかもしれません。



でも俺達っていう仲間に出会えたことは幸福じゃないですか?』



『幸福って、恵まれた状態にあって満足に楽しく感ずることなんです、俺たちと出会えて満足で楽しく感じられましたでしょう』



「バカだ…最大級のバカだ…」



どんどん流れ出てくる涙は止まることを知らない



オレンジ髪の女が近づくと微かに風が吹いてるのがわかった



『あなたは幸福なの。



だからこそ私の力を使って欲しい』



「なんで…俺なんだよ」



『幸福の本当の姿を知れたあなたなら使いこなせるはずよ』



するとジュエリーフォンを渡す



「俺…スマホ使ったことない」



『大丈夫よ。



彼らが教えてくれるわ』



それと同時に強風が有岡を巻き込む



有岡は何も出来ずにただ、風に飲み込まれて行った



『私の名前を言ってなかったわね』



『幸福の宝石 オパール』



『覚えておいてね、幸福の有岡くん』



風が止んだかと思うとネズミ怪人と戦っている4人が見えた



金髪赤メッシュ



黒髪ピンクメッシュ



黒髪水色メッシュ



茶髪緑メッシュ



なぜだか彼らの特徴を捉えているその姿に有岡は安堵した



すると、ジュエリーフォンが鳴る



試行錯誤しながら電源を付けるとオパールからの変身する時のメッセージが書いてあった



有岡は決意する



「山田、知念、裕翔、圭人…ありがとう」



4人は有岡の方を見る



「俺は幸福なんだ。



皆と出会えて…だから!!」



「その幸福を分け与える!!」



「チェインジ、ジュエリー・スプリンドーレ!!」



光に包まれた、有岡の衣装が変わっていく



制服が、橙色の燕尾服に変わっていく



上着を羽織り、ネクタイを締める



そして、携帯ジュエリーフォンを胸ポケットにしまう



髪色は黒からに変わらなかったが、オレンジ色のメッシュが入った



光が収まると同時に有岡の変身も終えていた



「幸福の宝石 ジュエリーオパール」



「そこのネズミ怪人」



「このオパールがキミを幸福にしてあげる」

幸福のオパール→←幸福のオパール



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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。物語の世界観に入り込んで頂けて嬉しいです♪ (2019年7月7日 15時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 更新ありがとうございます。非常に悲しい出来事がありましたが小説を読んでいると物語の世界に入り込めて気持ちが落ち着きます。ありがとうございます。 (2019年7月7日 14時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ありがとうございます! (2019年7月5日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます。宝石たちが何故jumpメンバーを選んだのか?敵サイドは何人なのか?それらの疑問はちょっとずつですが解決していきます♪ (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。こうやって更新して喜んでいただけるとさらに更新頑張りたくなります!! (2019年7月4日 17時) (レス) id: 51b819fa88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年6月19日 7時

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