俺達の宿命2 (ページ24)

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裕翔side

「...」

俺はさっきまでの出来事を思い出していた

「.....ｸｿｯ.」

覚醒圭人に倒されたこと

やまの右腕に虚宿が入り込んでいたこと

なんで気づけないんだろう

「...胸糞悪い」

そして

さりげなく

昔に高木くんに言われた事を思い出していた。

――――――――――

圭「じゃー俺,家で祭りの準備の手伝いがあるから！あとでねー！」

「わかったー！今年も大食い勝負覚悟しといてねー！」

圭「去年より成長した俺をみくびるなよー！」

「俺の方が身長伸びたよ」

その日は祭りで皆で準備をして圭人は家の準備に向かうときだった

ｻﾞｯ.

高「ホントにいつも仲良いよな。圭人と裕翔」

「! 高木くん」

高「そんなに圭人がいいか？」

「？まぁ,圭人とは何かと合うし...。他の人達よりいいよ」

突然雄也が不思議なことを聞いてきた

高「...そっか。そうだよな」

なんだかしょんぼりして

高「...でも,これ以上はもうダメだぜ...」

「何が」

高「俺にはわかるんだ」

高「このままじゃ」

高「二人ともどんどん辛くなっちゃうよ」

――――――――――

「...何...思いだしてんの...」

『辛くなっちゃうよ』か

「もう充分辛いよ」

山田の右腕 fin...

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