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山田の右腕 ページ19
小さな物音が聞こえて目が覚めた。
山「...起こしちゃった?」
「やまちゃん...」
山「寝てていいよ」
俺の熱いおでこに冷たいタオルが乗っかる
「...気持ちいー。ありがとう...やまちゃん」
そうするとやまちゃんはニコッっと笑ってくれた
山「ごめんね。圭人。もう絶対こんな思いさせないから」
グッ
やまちゃんは右の拳を力強く握りしめた
「やまちゃん...」
しんどいのは嫌
けど
「俺ね。嬉しいんだ。
...あまり覚えていないけど覚醒した俺が大活躍したんでしょ」
もう
「これでちゃんと皆と一緒の場所に立てたんだよね?」
置いてきぼりじゃないはずたよね
山「圭人...」
皆と一緒にいて
いいんだよね...?
裕「―――...」
しばらくたってやまちゃんも自分の部屋に戻っていった。
光くんは何かとってくると席を外している
―――...誰かいる...?
『゛誰か゛じゃない。゛俺゛は゛俺゛』
...俺?
゛俺゛がもう1人―――
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作者名:慧jump | 作成日時:2018年8月19日 11時