俺達の宿命2 (ページ12)

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山田side

俺達は圭人に席取りをお願いして食堂にパンを買いに来た

そして俺は...

ｷﾗｷﾗ

宏「...それ...選ぶんだ」

伊「やっぱり山田の好みは変わんないね～」

とちおとめパン

この食堂の人気商品らしい

ｽｯ.

ｶﾝｯ.

？「あっ。スマンスマン。まわりを見ておらんかったわ。」

「...こちらこそ。」

？「そんなに固く接しなくてええって。俺は重岡大毅。シゲって呼んでや！」

パンをとろうとしたら隣の人と当たってしまった

さらには自己紹介された

伊「シゲか！よろしく！俺は伊野尾慧。伊野ちゃんって呼んでいーの？」

重「おっけい！」

伊「初対面で初めて通じた！」

伊野ちゃんは早速仲良くなってるし

俺は気にせずパンをとろうとした

高「―――あれ？山田...。それって一昨日の怪我？」

「！」

見えちゃった

けれども迷惑なんてかけられない

「...大したことないから...」

そう言って俺は右腕を隠した

高「だけど何かアザになって―――！」

雄也は何かに気づいた顔になっていた

裕「？どうしたの高木くん？」

高「...来る。」

宏「...？」

高「皆。パン返して。早く行くぞ」

宏「...！」

なんでだろう？

...!?

そう言う事か。

光「マジかよ。こんなにも来るかよ」

裕「突然何言ってるの....？」

ゆうてぃは未だに気づけていない

はっきり言って使えない

宏「山田。先に圭人を迎えに行って」

伊「え～。本当に～」

重「なんや？どうしたん？」

「悪い,シゲ。また今度な！」

重「えっ？な,なにがあったん‼」

高「急げ！もう―――すぐそこまで来てる‼」

俺は急いで圭人のところに向かった

けれども...

「圭人!?」

そこにはいなかった

光「圭人がいない!?」

宏「ｯﾁ.どこに行ったんだ‼」

伊「それよりもあの外道の多さは何！」

高「...゛虚宿゛の封印が完全に解かれた。
それに影響されて一気に外道が引き寄せられているんだ」

「...圭人は？」

高「屋上!?誰かと...いる？」

裕「誰かって誰!?」

光「大ちゃんに知念...？」

俺は...いや。

俺達は雄也の言っていることにしたがって屋上に行った。

ﾊﾞﾝｯ!

「「「圭人!?」」」

だけど

『―――有象無象が
いやに騒々しいのう』

そこには

『―――さて。まずは―――...』

圭人なんて

『皆まとめて
地獄に還してやるとするか』

いなかったんだ