願いの叶うスイーツ店2 (ページ41)

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契約の灯火キャンドルショコラページ41

有岡大貴side

作戦会議

と言っても

八乙女「何話すの？」

ですよね

中間「それよりも濱ちゃんは？」

薮「濱ちゃんはちょっと帰ってる」

小瀧「帰ってる!?なんで？」

薮「…ちょっとね」

薮ちゃん嘘つくの下手だな

高木「それよりも傀儡師達の行動が謎なんだけど」

健人「それに関しては俺も同感。何故サクラに固執するのか」

彼らは『契約が破棄された人間』に『操りの糸』をかけるんでしょ？

サクラは契約破棄されてないんだけどな…

マリウス「なんか…前やったみたいなやつでわからないの？」

重岡「あれは…できるんか？」

シゲがそんなことを聞く

桐山「任せろや。『感情の本』」

そう言って照史くんはある本を取り出した

松島「それって…どうなってるの？」

小瀧「俺達は司書はそれぞれ1冊ずつ本を持っているんや」

中間「俺が『過去の本』」

桐山「俺が『感情の本』」

小瀧「濱ちゃんが『人物の本』で俺が『未来の本』なんや」

へーと思いながらいると

桐山「…傀儡師達の感情がなんとなくやけどわかった」

と言った

有岡「マジで!!」

山田「どんな感情を…」

その本に書いてあったのはたったの1行

『サクラに対して悲しみの感情を抱いている』

であった

岡本「悲しみ…？」

佐藤「なんで…悲しみなんかを？」

岸「知らなくていいですよ」

話しに夢中になってて気が付かなかった

周りに紫色の結界がはられていることに…

菊池「またお前たちかよ」

神宮寺「そうだよ。何が悪い？」

傀儡師達は攻撃体制に入っている

山田「生憎,やられてばっかの俺たちじゃないんでね!!」

山田の言う通りだ

俺達は過去に飛ばされる前に魔術を習得していた

まぁ,魔界では必須科目みたいなもんだからね

有岡「ここは俺にも任せろ!!『鬼火』」

俺は自分の周りに炎を出す

その時だった

傀儡師達の顔が少しだけ恐怖を見せた

永瀬「俺たちに…炎を向けんなや!!」