願いの叶うスイーツ店2 (ページ14)

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嫉妬の契約クロッククラックページ14

岡本side
急にサクラが俺たちを引っ張って物陰に隠れた。

山「どうしたの？急に？」

サクラ「過去の私に会ってはいけないのでしょう。だったらもうすぐ私が屋上に来る。会ってしまったら過去が変わってしまう。」

ガチャ．

サクラが言い終わったと同時に扉が開いた。

出てきたのは

知「……えっ？BEST？」

BESTの5人。だけど今と少し違う。

淳「あれは『過去のBEST』さんです。」

『過去のBEST』？意味が分からない。

？「ご説明します。」

後ろから聞こえた声に俺達は一斉に振り返った。

服装は……

「松島くんに似ている。」

？「当たり前じゃないですか。彼とはおなじタイプなんですから。」

佐「どーも。時空の番人過去担当佐藤勝利です。」

佐藤勝利……。

中「それじゃぁ,聞くよ。彼は過去のBESTなの？」

佐「そうですよ。ちょうどコロナさんと契約するあたりの……。」

そういうことか。

「今,思い出したよ。コロナと契約したじきを。」

ガチャ．

また違う人が来たようだ。

小「やっと見つけたわ。」

薮「フッ．」

薮くんからは今では想像出来ない帝王感が漂っている。

小「私がせっかく呼んだのにどこかへ行くなんてね。」

八「悪いけどこっちはそっちに合わせるほど頭良くないんでね。」

光くんが自分の頭をトントンと叩く。

重「今では？」

山「九九が出来ない。」

濱「……アカンわ。」

伊「ここに来たってことは……決めた？」

伊野ちゃんが言った一言。

俺たちを黙らせるのには十分だった。

中「待って。コロナと契約したのはJUMPの9人だよね？」

佐「はい。過書にはそう書いてあります。」

だけど今目の前で繰り広げられているのは明らかに契約するかしないかの確認だ。

小「……。」

有「まさか決めてないとかないよね。」

うぅ。大ちゃんが怖い。

サクラ「嘘……よね。小羅南はこの時期に？」

高「契約しないのなら俺達は帰るよ。」

高木くんはあまりかわっていない。

小「まって！……私と契約して。」

ガチャ．

扉から聞こえた音。

全員が見るとそこには

『小羅南……？その人たちは……？』

過去のサクラが立っていた。