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愛のクンツァイト ページ27





知念はそれに飢えていた



理由は物心ついた時から親に愛を貰っていないからである



それでも他人を愛していた



だからこそ愛のクンツァイトが呼び出したのだ



空間が元に戻ったかと思うと山田が雪女に掴みかかっていた



「涼介…!!」



よく見ると山田の腕が凍り始めていた



知念はすぐに山田の元に向かって雪女を押し倒した



「涼介から…離れろ!!」



まさかの事態に誰も反応出来なかった



「知念…」



「僕は間違えていたんだ…」



シリマナイトは何も言葉が出ない



「僕は…親からは愛されなかった。



けれども!!」



知念は真っ直ぐ山田、岡本を見た



「友達からは…愛されていた」



ジュエリーフォンを取り出し見つめる



「なんでそれを!?」



シリマナイトは驚く



「愛してくれた友達が困っているなら…助けてあげるのが普通でしょ!!」



桃色に染まった宝石を埋め込むと画面が桃色の光を放った



その光は知念を包み込む



「チェインジ、ジュエリー・スプリンドーレ!!」



光に包まれた、知念の衣装が変わっていく



制服が、桃色の燕尾服に変わっていく



上着を羽織り、ネクタイを締める



そして、携帯ジュエリーフォンを胸ポケットにしまう



髪色は変わらないが、ピンクのメッシュが入った



光が収まると同時に知念の変身も終えていた



「愛の宝石 ジュエリークンツァイト」



「知念も…変身したんだ…」



知念は雪女を見つめる



「愛を知らない雪女」



「このクンツァイトがキミのこと愛してあげる」



「またオバサンに怒られる。



だったら…消せばいい!!やれ、雪女!!」



シリマナイトは雪女に命令をする



雪女は吹雪を起こした



その中でも知念は進んでいく



華麗な身のこなしで避けて行ったのだ



「新体操部舐めないでよね!!」

愛のクンツァイト→←愛のクンツァイト



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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» 楽しみが増えたなんて…嬉しいかぎりです (2019年6月17日 19時) (レス) id: 334eef6975 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - この作品を知ってから楽しみが増えました!ありがとうございます!!更新楽しみです!!! (2019年6月17日 12時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。面白いと仰ってくださり幸いです。こちらの作品は毎日更新する予定なので首を長くして待ってくだされば幸いです。 (2019年6月16日 17時) (レス) id: 334eef6975 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 面白いです!続きが楽しみです!! (2019年6月16日 15時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl  
作成日時:2019年5月28日 23時

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