愛のクンツァイト ページ26
「…えっ?」
知念は言っている意味が分からなかった
『あなたは自分が愛されてないと思っているのでしょ?』
「当たり前じゃん。
…親にも、友だちにも」
『けれどもあなたは見ず知らずの人のために涙を流してくれる』
知念は目に手をやる
すると濡れていることに気づいた
『他人からは愛されてなくても自分は他人を愛してる。
…うん、私の力に力にピッタリね』
女は知念に言った
『単刀直入に言うわ。
私の力を使って
「…なんで?
キミがやればいいじゃん」
『私はもう姿が消えるの』
ほらと言って女が知念に見せた右手は薄れてきていた
『だから私はあなたに力を託す。
心配しないで、あなたのお友達もいるから』
「涼介…」
知念は頷いた
「分かった。
キミの力、使うよ」
すると知念の手元に桃色の携帯と宝石が現れた
『そちらの携帯は『ジュエリーフォン』。
変身だけではなく通常通りに使えるわ』
知念は山田の真っ赤な携帯を思い出す
「だから急に…」
『そしてそちらの宝石をジュエリーフォンにはめて『チェインジ、ジュエリー・スプリンドーレ』って叫んで宝石を押し込んで。
そうすれば変身完了よ』
その言葉と同時に空間が壊れ始めた
知念はバランスを保つのに必死だ
最後に聞いた
「名前…!!
教えて!!」
『私の名前は…』
愛のクンツァイト
あなたの愛よ
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慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» 楽しみが増えたなんて…嬉しいかぎりです (2019年6月17日 19時) (レス) id: 334eef6975 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - この作品を知ってから楽しみが増えました!ありがとうございます!!更新楽しみです!!! (2019年6月17日 12時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
慧jump(プロフ) - NMダイキング担さん» コメントありがとうございます。面白いと仰ってくださり幸いです。こちらの作品は毎日更新する予定なので首を長くして待ってくだされば幸いです。 (2019年6月16日 17時) (レス) id: 334eef6975 (このIDを非表示/違反報告)
NMダイキング担 - 面白いです!続きが楽しみです!! (2019年6月16日 15時) (レス) id: 238f9174c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:慧jump | 作者ホームページ:http://wakabassl
作成日時:2019年5月28日 23時