俺達の宿命

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中島父「事情が変わってしまったようだ。
お前たちにも゛六道の守家゛の話をするときが来てしまった」

そう言うと和尚さんが話始めた

中島父「天道,人間道,修羅道,畜生道,餓鬼道,地獄道。
それらを各々司る゛六家゛がこの平成跳村の要である。

…ここまでは話した事を覚えてるな」

もちろん。ずっと聞かされていて,会合の話を聞いたときから気になったものだから

中島父「その六家の１つ『修羅道』を司るのが涼介の家。
山田家だ」

‼そういえば学校で助けてくれた時…

山「六家末裔山田涼介」

って言ってた‼

中島父「そしてお前達の幼なじみも皆六家を継ぐ者だ」

「ええっ!?」

まさかの真実‼

てか,ゆうてぃはよく静かに聞いていられるな。

裕「…」

中島父「高木家には『人間道』雄也くん。
薮家には『畜生道』宏太くん。
伊野尾家には『餓鬼道』慧くん。
これら４家は残り２家を守護する役目。

―――そして」

和尚さんはこちらを見た

「？」

中島父「『地獄道』の岡本家。
『天道』の中島家。

裕翔,圭人」

「は,ははは,はい」

裕「…ん」

中島父「お前達こそが六家のニ柱『宿命の子』。
輪廻から外れた゛外道゛を送る者。
つまりお前達はこれから先,゛外道゛をあるべき場所へ送る役目を背負うのだ」

…

山「圭人。ついて来れる？」

「えっあっうん。多分！」

裕「へー。そんな掟が合ったんだ。けれども」

ｶﾞｼｯ.

「ゆ,ゆうてぃ‼」

裕翔はやまちゃんの胸ぐらを掴んだ

裕「来いよ。やま。お互い言いたい事山ほどあるよな」

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