俺達の宿命

＊ ページ12

夢なら早く

覚めてほしい

「…ん」

何だかまた知らない夢を見た

『お前はただの生贄だ』

━俺は生贄じゃない。

誰？

『お前が人並みに幸せになれるとでも思ったか』

━幸せになっちゃいけないのか？

どうして怒ってるの？

『こいつ！儀式の剣でなんと言うことを！』

━お前らなんか

「地獄に堕ちればいい」

!?

「あれ？俺,今…何て？」

山「起きた？圭人」

あれ？山ちゃん？

「ってここは？」

山「ななだよ」

よく見るとそこはゆうてぃの家のお寺だった

中島父「それより,外道は楽夢学園に」

山「ひとまず本体の人間から祓うことはできましたが
俺は送ることができないので,また別の人間を依り代に再び襲ってくるとは思います」

「あのぉ。やまちゃん,和尚さん,俺にもわかりやすい説明を…」

ﾄﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀ

ｽﾊﾟｰﾝ!

裕「俺にも説明してくれるかな？」

ゆうてぃ‼また最悪な登場‼

裕「それよりもやま。他の3人は？」

中島父「裕翔。順番に言うから「父さんは静かにしてて。」ﾋﾟｷｯ.」

ﾐｼｯ.

和尚さんの背負い投げがゆうてぃに決まった。

「…和尚さん強いね」

裕「ｯﾁ.」

ゆうてぃが不機嫌だ

中島父「事情が変わってしまったようだ。
お前たちにも゛六道の守家゛の話をするときが来てしまった」


―――――――――
山田涼介(16)
圭人,裕翔の１つ上だが幼なじみ。引っ込み思案でよく裕翔と喧嘩っぽくなるが良きライバル(？)圭人の事を心配している。

中島父
中島裕翔の父親。寺院ななの和尚。

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