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緑の木の下で。 3 ページ14
さすがに危機感を覚えた松本。
そろそろやばいんじゃないの？てきな感じで聞くもやはり帰ってくるのは
「俺なら大丈夫」
そんなある日相葉に舞い込んできた一件の手術。
変わらずいつも通り
「俺なら大丈夫」
という言葉を使いシュミレーションに参加したぐらいで自分での努力は一切しなかった。
そして手術当日。
相変わらず仮眠室で寝ている二宮が英語の分厚いテキストを読みながら一言呟いた。
「今日のオペ、失敗すんぞ」
「は？俺がいるから大丈夫だってば。ニノちゃん心配しすぎ」
相葉はふざけてみたものの、二宮の目は本気だった。
「今日は潤の方が勝ちだな」
毛布にくるまって二宮は眠りについた。
特に気にせずオペの準備にとりかかる相葉
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「今日のオペは失敗すんぞ」
「今日は潤の方が勝ちだな」
なぜかこの言葉が頭にこびりついたまま、ずっと頭に響いていた…
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「あんなこといってよかったの？カズ」
「今日は潤君の勝ちだよ。絶対あいつは失敗する」
「縁起の悪いこというな」
「事実だろ。」
「雅紀も今日で自分の反省してくれないかな」
「あいばかだからね。きっといい看護師になるよ。さらにスキルアップしたね」
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作者名：ブラぺ | 作成日時：2019年6月23日 0時
