女優の彼女 2 (ページ1)

今日:6 hit、昨日:14 hit、合計:143,929 hit

海を越えて(修正) ページ1

・
・

滉くんが仙台へ移籍してから約半年、久しぶりに滉くんと会うことに。

というのも、ある日滉くんからサッカーのチケットと見に来てその後会おと記されたメッセージが私の元に届いた。

私はマネに頭を下げなんとか厳しい顔をされながら3日のオフをもぎ取り、仙台へ。

仙台へ着き試合の時間が来くるまで仙台の散策を。
気づけば時間が迫っていたからホームへ向かうと関係者席に案内され、勿論滉くんのユニフォームを着て応援。

ワクワクとドキドキが入り交じりいつの間にかゲームは始まっていた。

滉くんを探していると、コート内に滉くんの姿を見つけ、ずっと目で追っていたら一瞬だけ、ほんの一瞬目が合ったような気がして目を離さないでいたら、

なんか滉くん口を動かしてる、、遠いから何言ってるか分からないけど、たぶん、目離さないでねだと思う、、

分からないけどね笑

ずっと滉くんの事を目で追ってたし興奮しすぎて、いつの間にかゲームは終わっていて見事ベガルタの勝利。
滉くんにおめでとうとだけ送り、約束していたお店に足を運んだ。

暫し滉くんのオススメの料理を食べながらしばらく待っていると滉くんが遅れてやってきた。

『遅くなってごめんね、A来てくれてありがとう、』

「こちらこそ招待してくれてありがとう。やっと見に行けた。」

『こっちまで来てもらってごめんね、どうしても話しておかなきゃいけないことがあって』

「彼女でもできた？」

突然、真剣な眼差しになるからあの時と同じ雰囲気を感じ取った私は、わざと巫山戯た事言ってみたけど、滉くんの顔は変わらなかった。

『違う笑、、俺、来年の1月から海外に移籍する事になった』

「...海外ってすごいじゃん!!」

『喜んでくれるの？』

「当たり前だよ、滉くんが海外で活躍するの私すごく嬉しい、、、。」

『A、目に涙溜まってるよ、寂しかったら寂しいって泣いてよ笑そっちの方が嬉しいよ』

気づいたら涙が溜まってたらしい。

「涙も溜まってないし、、、泣かないもん、。」

大好きなお兄ちゃんが遠い場所へ行くって、こんなにも寂しいんだって去年も思ったけど、今回は比では無い。

この時から、少しずつお兄ちゃんとは違う異性としての感情が芽生え始めているのを今は気づくことはなかった。

・
・

※Part2ご覧頂きありがとうございます。駄作ですが、本作もお付き合い頂けたら幸いです。

・
・