海人×骨髄穿刺12 ページ28
海人side
廉「海人、頑張れるのもえらいけど、我慢するのは違うで？」
海「…ん。でも…へーき。」
廉が本気で心配してくれて言ってるのは、目を見れば伝わってくる。
海「・・・がんばれる、よ・・・？」
本当はもう嫌だけど…
海「…じゃないと、終わらない…でしょ？」
廉「ん、…そうだな。」
まだ心配そうな表情は消えないけど、頭をクシャって撫でてくれた。
１回目は、少し引っ張られてるだけで、そんなに痛くなかった。
だから・・・、へいき。
先「海人くん、これで最後だからね。頑張ろう。」
海「…んっ。」
飯「大丈夫ですか？行きますよー…。」
あっ、…こわいっ。
紫「…大丈夫、大丈夫。」
飯「ゆっくり息吐いて、少しの間だけ止めると痛みがましになるかもしれないです。」
海「んっ……。すーっ……。」
飯「ここだけ辛いけど、頑張りましょうね…。いちっ、にっ、さんっ！！」
海「…っ！…んーっ、いたっ、いたいっ！やだっ！」
紫「痛いよな…。」
海「…やっ！……んーっ…！！あっ……！」
痛いとかそういうレベルじゃない…。
今まで怪我した時とかの痛みとは違う。
なんだろう・・・。このまま気を失った方が楽になれるんじゃないかって、そう思うほどの痛み。
足の骨が裂けるかと思った…。
飯「痛いですよね…、すみません…。」
海「…やっ！やだ…。もうやだっ。」
先「海人くんー？今ね、針を抜いて止血してるところだからね。」
海「…はぁっ……。おわり…？」
飯「はい、もう痛いのは終わりです。」
廉「えらいなぁ、海人！全部頑張れたやん！」
紫「よく頑張ったな、強かった。」
先生たちの声が少し明るくなったように聞こえて、紫耀たちがいっぱい褒めてくれて、やっと終わったんだってほっとする。
飯「少しグッて押さえますねー？」
海「やっ。やだっ！」
先「海人くん、大丈夫だよー。圧迫止血してるだけだからね？もう痛いのないから大丈夫。」
海「んっ。…うぅっ…。」
紫「えらい。えらい。頑張ったなー？」
海「…がんばった…。」
廉「ふっ…(笑)。自分で言うなや。」
いいでしょ？俺頑張ったんだから！
飯「はい、これで検査終了です。お疲れ様でした！」
ゆっくり仰向けにされて、やっと、先生の顔が見れるようになった。
飯「疲れましたよね…。いっぱい痛い思いさせてごめんなさい…。」
海「んーんっ、ありがとうございました。」
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カティ(プロフ) - こんにちは！お久しぶりです！小説を書くのを続かなくて途中で止めちゃったんですけど、久々にあけたら私の事が書いていたので嬉しかったです！次の作品もみます。頑張ってください！！ (2020年7月3日 19時) (
レス) id: 33f83880f4 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - はるきさん» はるきさん、ありがとうございます(*^^*) (2020年6月7日 8時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 彩笑さん» 完結おめでとうございます。新作でも頑張ってください。ホントにお疲れ様でした。 (2020年6月7日 1時) (レス) id: a18184d9a6 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - あかりさん» あかりさん、ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年6月6日 18時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 「海ちゃんの体調不良」完結おめでとうございます！初めてこの作品に出会ってから、ずっと大好きでかわいいかいちゃんとメンバーにいつも癒されていました(*^^*)いつも更新が楽しみでした♪次のお話も楽しみにしています！ (2020年6月6日 14時) (レス) id: 40fa5520f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年4月27日 18時
