不眠症14 ページ30
岩橋side
玄「あ、ごめん…(笑)」
ここが病院だってこと、すっかり忘れてた。
海人はクスクス笑ってる。
神「そろそろ電気消そうか？」
そうだね、もう消灯の時間だ。
海「…うん。」
神「海人、大丈夫。何かあったら言って？俺らここに居るから。」
海「ん、…ありがと。」
神「どういたしまして。」
「消すよ〜？」って言われて、部屋は一気に暗くなる。
海「…」
神「…」
玄「…」
暗くなると何話していいか分かんなくなった(笑)
俺らはソファーに座ってる。
海「…起きてる？」
あ、起きてたのね。
玄「うん、起きてるー。」
海「じんも…？」
神「ん…？起きてるよ、大丈夫。」
海「ん。」
玄「…海人、起きてる？よね？」
海「うん、起きてる。…眠れないの…」
玄「そっか。なんかお話する？」
海「…いいの？」
玄「うん、俺も眠れなくって(笑)」
海「そっ…かぁ。」
玄「うん？どうした？」
海「ううんっ。玄樹くんでも、眠れなくなる時あるんだなって。」
玄「俺？しょっちゅう眠れなくなるよ？」
海「そうなの…？」
玄「うん。コンサートの前の日なんて、緊張してぜんっぜん眠れないよ。」
神「あー、分かる。俺もそうだよ。」
海「じんもそういう事あるんだね。なんか…意外。」
神「そう？」
玄「あ、話変わるけどこの前さ…」
それから俺たちは仕事の話からプライベートの話まで、たくさん話してた。
海「ははっ。」
多分だけど１時間くらい経った時、話は尽きちゃってまたシーンとした空間。
もう暗闇にも目が慣れてきて、うっすらと海人の姿も見えるようになってきた。
神「…海人、寝そうだな。」
小声で神宮寺がそう言う。
海「…ん。…いる？」
玄「うん、居るよ。大丈夫。寝られそうなら目閉じちゃいな？」
海「うん…」
神「おやすみ、海人。」
海「…ん、おやすみ…」
しばらくするとスースーと気持ちよさそうな寝息が聞こえて来て、ほっと胸を撫で下ろす。
神「寝た…か？」
玄「うん。」
神「じゃあ俺らも寝よう。玄樹、ここで大丈夫？」
普段ソファーで寝ることもあるし平気。なんなら移動中の車の中でも寝られるしね。
そう伝えると神宮寺は安心したみたいで。
神「じゃあ、おやすみ。」
そう言って眠りについた。
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彩笑(プロフ) - 前世猫さん» いつもありがとうございます(^^)先ほど続編を公開致しましたので、是非お楽しみくださいね♪ (2020年4月27日 18時) (
レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
前世猫 - いつも見てます！！続編楽しみにしてますね！！ (2020年4月26日 23時) (レス) id: f226a9af1a (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - 菜花桃さん» お久しぶりです(*^^*)そう言って頂けて嬉しいです、ありがとうございます！ (2020年4月26日 18時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
菜花桃(プロフ) - お久しぶりです！私は主様の細かく書いて下さるところ大好きですよ！笑 移行しても主様のペースで頑張って下さい！ (2020年4月26日 17時) (レス) id: 3fd911b205 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - さしみさん» さしみさーん！嬉しいです…(*^^*)こちらこそ、リクエストして頂き本当にありがとうございました！そして、内容を見落としてしまい申し訳ございませんでした。次のお話もさしみさんのリクエストのお話なので、是非お楽しみくださいね♪ (2020年4月26日 17時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年2月23日 17時
