守り、守られ13 ページ40
永瀬side
-----数日後-----
あの日以来、初めてのメンバー全員揃っての仕事。
普段通りの楽屋の雰囲気に少し安心してる。
紫耀も、いつも通りって感じ。ジンも海人も、特に変わりない。
海人やジンに、「あの日何かあったん？」と聞いても、
「え〜？何も無かったよ？お風呂入って、寝た！」としか返って来なかった。
仕事が終わったら、事務所へ移動して話するみたい。
今日の朝、グループLINEにそうメッセージが入ってた。
仕事が終わりに近づいて、段々と紫耀がソワソワしてきた。
廉「何？緊張してるん？笑」
紫「…うるさいなぁ笑。」
廉「ひどない？心配しとるのに…笑。」
マ「永瀬くん、平野くん、事務所行くよー。」
紫「…はーい。」
----事務所----
マ「じゃあ、俺は外にいるから。」
紫「はい。」
マ「この後の仕事は無いから、何時間でも大丈夫だよ。」
紫「ありがとうございます…」
マネージャーさんが居なくなって、メンバーだけになった部屋。
俺らの顔を見てから、紫耀は口を開いた。
紫「俺、ずっと言おうと思ってた事があって…」
廉「うん」
紫「……あのっ。」
紫耀の事をじっと見つめる。
岸「ちょっと待って、神宮寺や海人は知らないの？」
神「何も聞いてないよ。」
岸「あ、そうなの？てっきり知ってんのかと思ってた。ごめん、続けて？」
紫「あの…。
俺、皆のこと守れてる…？」
ん？どういう事？
皆の頭にハテナが浮かんでいるけど、紫耀はそれに気が付く余裕が無い。
紫「俺が我慢すれば良いって、ずっと思ってて…。
だけど、やっぱり無理で、そのっ…。」
焦って、目がゆらゆらしている。
廉「紫耀、いったん落ち着き？」
紫「でもっ。」
廉「時間はあるって言うたやろ？そんな焦って話しても、何も伝わらんで。」
紫「ん…」
何度か深呼吸をして落ち着こうとしている紫耀。
廉「いくつか質問してもええ？」
紫「うん。」
廉「紫耀は、今困ってる事があるよね？」
紫「ある…」
廉「それは俺らにも関係ある事？」
紫「…分かんない。
でもね、こんな事言うのはあれだけど…。
助けて欲しい…。」
廉「ん。分かった。じゃあ何から助けて欲しい？」
最近忙しくしとったから、休ませた方がええんか…
そんな事を思っていたら、紫耀から聞かされたのは信じられない事やった。
紫「___さん達に会いたくないっ…。…もう限界なんだ…、ごめんね。」
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ちこ(プロフ) - ヒント載せていただけるんですね、ありがとうございます！公開楽しみにしています^ ^ (2022年3月25日 4時) (
レス) id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - ちこさん» いつもありがとうございます。続編のトップにパスワードのヒントを載せます。下書きの状態ですので、公開までしばらくお待ち頂けると幸いです (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - キンプリさん» 初めまして、いつもありがとうございます。現在下書きの状態で、パスワードのヒントは続編のトップに記載します。公開までしばらくお待ち頂けると幸いです。 (2022年3月24日 23時) (レス) id: 48c701e2ee (このIDを非表示/違反報告)
ちこ(プロフ) - 移行楽しみにしてます♪続編も読ませていただきたいです。パスワードは教えていただけるのでしょうか？6人の奮闘記はとても好きな作品なので最後まで読みたいです！ (2022年3月24日 21時) (レス) @page45 id: c58d5f158e (このIDを非表示/違反報告)
キンプリ(プロフ) - はじめまして！移行決定おめでとうございます。彩笑さんの小説、本当に大好きです！移行先での続編も、読ませていただきたいのですがパスワードがわからなくて‥。パスワードを教えていただくことは可能でしょうか？これからも、彩笑さんのペースで更新頑張って下さい！ (2022年3月24日 21時) (レス) id: c3894689ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年7月25日 15時
