ストレスと海人6 ページ32
永瀬side
ようやく海人の家に着いてソファーに寝かせようとする。
紫耀は近くのコンビニで色々買ってきてくれるみたい。
熱で思うように動かない海人に肩を貸して、部屋まで連れてきた。
これが紫耀や岸さんやったら、軽く海人の事抱えられるんやろうけどな、あいにく俺にはあんな筋肉はない(笑)
廉「よいしょ…！海人ー、よう頑張ったなぁ？横になってゆっくり休も？」
海「んっ、やだぁ…」
やだって…何で？
海人は腕にぎゅうってしがみつく。
廉「うん？どしたん？ほら、ゴロンして？」
海「…やぁっ。」
廉「何でよ？」
胸に顔を埋めて横になろうとしない海人。
海「んーんっ！」
廉「うん、どしたん？体辛いんやろ、横になって休も、な？」
海「…やぁだ…。」
廉「何が嫌なん？教えてや？」
海「…やっ。」
廉「え〜…。」
困り果てたその時、紫耀が帰ってきた。
紫「ただいま〜。適当に買ってきたよ、…ん？」
廉「紫耀、何とかしてや？」
紫「なんとかって…(笑)。海人ー？」
紫耀の声に反応して海人が顔を上げる。
海「…しょう…」
紫「うん、紫耀だよ(笑)。何、どしたの？」
海人は紫耀に向かって腕を伸ばした。
紫「ふふ…。体、辛くない？」
抱きしめられてる海人は頬を緩める。
海「ん、へーき…」
紫「そう？なら良かった。」
海人の背中をポンポンしている紫耀が口パクで何かを伝えようとしてる。
何？「た・い・お・ん・け・い」
…体温計？あぁ…、テーブルの上にあるやつか。
海人に気付かれないようにそっと紫耀に渡す。
海「…なに？」
あっ、バレた…(笑)
紫「んー？何でもないよ、大丈夫。」
海「ほんとに？」
紫「うん、本当。」
海「ん…」
紫「よしよし…」
紫耀はそっと海人の耳に掛かっていた髪の毛をよけて、体温計を入れていく。
もちろん海人が気付かないわけもなく…。
海「あっ、…やぁっ。」
紫「ん、嫌だな…」
ジタバタするんやけど、紫耀にしっかり抱きしめられてるから、逃げられへんみたい。
廉「海人？鳴るまでの我慢やで、な？」
海「やだっ、…何でもないって…言ったのに…！」
紫「それは…ごめんな？」
海「やだっ、…取って？ねぇっ…」
廉「うん？もう少しで鳴るからな？」
海「…やぁだっ！」
廉「海人、ほんまにもう少しやねんて。ほら！鳴ったやろ？」
紫「よしよし、ごめんな？」
海「むぅ…」
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彩笑(プロフ) - VI１１２９さん» 最初の頃から変わらず読んでくださりありがとうございます！頑張ります！ (2020年7月16日 18時) (
レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
VI１１２９ - こんにちは！海ちゃんの体調不良から見てました！たまらなく面白いです！投稿待ってます！頑張ってください！ (2020年7月15日 23時) (レス) id: f229e58355 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - ありがとうございます！ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» 私でよければぜひ！お先にボードの方失礼しますね？ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - 突然すいません。彩笑さんとお話したいなと思ってるのですが、ボードでお話出来ますでしょうか？お返事お待ちしております。 (2020年7月8日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年6月6日 12時
