ストレスと海人4 ページ30
平野side
海「…いいっ、やんないの。」
紫「やるの…(笑)。ほらじっとして？」
海「…ん、んぅ…」
振り払う元気もないのか…。
紫「熱いな…。喉乾いてない？」
海「…ん。へいき。」
紫「そっか。…あ、鳴った。」
海「…ないよ？」
残念、海人さんあるわ(笑)。
紫「…38.3℃だよ？」
海「んーんっ、ないの…」
紫「あるって、見てみ？」
体温計を海人に見せる。
海「…ないもん。」
紫「ふっ…(笑)。」
海「…お水、飲みたい。」
紫「ん、水？ちょっと待ってな、…よいしょっと…。体、辛くない？」
海「ん…」
紫「うん、どーぞ。」
海「ありがと…」
ゴクゴク飲んでいる海人。やっぱり喉乾いてたんじゃん(笑)
少しボーっとしている海人と居ると、廊下から廉たちの声が聞こえる。
紫「皆終わったみたいだね？」
海「ん。」
岸「撮影終わったよー。」
紫「お疲れ様！」
神「この後、岸くんと玄樹と俺の3人でロケだから、もう行くね？」
紫「はーい。」
神「医務室の先生に診てもらえるように言っといたから、そろそろ来ると思うよ？」
紫「あ、マジで？ありがと。」
玄「じゃ、またね？海人ー、無理しないでね？」
海「うん、ありがと…」
兄貴の顔をして海人の頭を撫でて、次の現場に行った玄樹。
紫「廉はこのあと仕事入ってる？」
廉「いや。入っとらんで？あ…、医務室の先生が来るって言うてたもんな？」
紫「うん。じんの話だとそろそろって言ってたから、ほら…俺一人だとね(笑)。」
廉「確かに(笑)」
コンコンコン…
海「…だれ？」
紫「はい、どうぞ。」
医師(以下:医)「失礼します。高橋さん、大丈夫ですか？」
海「…」
紫「すいません、緊張しているみたいで…。さっき熱を測ったんですけど、38.3℃でした。」
廉「えっ、そんなにあるん？？」
医「なるほど、ありがとうございます。では診察始めていきますね？」
海「いーいっ、やだっ！」
紫「大丈夫、大丈夫。少し服上げるよ？」
嫌がる海人を宥めながら聴診器が入るスペースを作る。
海「…やぁだっ。ねぇっ、やなの…」
紫「うん？やだね、でも頑張れてる、えらいな？」
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彩笑(プロフ) - VI１１２９さん» 最初の頃から変わらず読んでくださりありがとうございます！頑張ります！ (2020年7月16日 18時) (
レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
VI１１２９ - こんにちは！海ちゃんの体調不良から見てました！たまらなく面白いです！投稿待ってます！頑張ってください！ (2020年7月15日 23時) (レス) id: f229e58355 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - ありがとうございます！ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» 私でよければぜひ！お先にボードの方失礼しますね？ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - 突然すいません。彩笑さんとお話したいなと思ってるのですが、ボードでお話出来ますでしょうか？お返事お待ちしております。 (2020年7月8日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年6月6日 12時
