素直になって…22 ページ22
岩橋side
玄「ん、う、うん。」
決めんのは先生なんだけどね〜。
玄「廉？体しんどいでしょ？横になる？」
俺に体を預けている廉は首を横に振る。
廉「…このままがええの」
え、マジで言ってる？
俺よりも背の高い廉を支えるの、結構大変よ？
玄「えー？横になった方が休めるんじゃないの？」
廉「いいのっ。」
いやいや、廉は良いかも知んないけどさ…(笑)。俺は結構恥ずかしいんだよ？
玄「眠いんでしょ？横になろうよ〜、ね？」
廉「…やぁだ。」
玄「もう…」
どうしようかな…。無理に寝かせようとすると泣き出しそうだし…。
そんな時、ノックがされて扉が開いた。
「廉、来たよー・・・。えっ？」
玄「…岸くん！」
ナイスタイミング！救世主だよ、岸くんは！！
岸「え、どんな状況これ？」
廉「岸くん、来てくれたん〜？」
岸「うん、仕事終わったからな。」
廉「んふふ…。嬉しいわぁ〜。」
そう言った廉の頭を岸くんは優しく撫でる。
岸「嬉しい？良かった。んで何があってこうなったの？」
玄「えっとね…」
とりあえず岸くんにはさっきのことを全部話した。
玄「…って訳。で、横にさせたかったんだけど、廉が拒否ってて困ってたところに岸くんが来てくれたの。」
岸「へぇ〜・・・。って！俺、すごくない？」
ドヤ顔で言わないで(笑)
玄「うん、すごい(笑)」
廉「俺な？いっぱい頑張ったんやで？」
「褒めて！褒めて！」ってアピールしてくる廉。
岸「お、頑張ったの？えらかったな？」
廉「ん、すごく…」
そうだね、確かにすごく頑張ってた。
岸「えらいな〜！」
廉「…ふふっ。」
岸くんが来てくれたのが嬉しいのか、にこにこしている。
玄「良かったね、廉。頑張ったかいがあるね？」
廉「うん！」
はぁ……、一人で説得するの大変だったな(笑)。
それからお昼ご飯を食べて、神宮寺がやって来て俺は帰ることになった。
本当はね？面会時間ギリギリまで居たかったんだけど、疲れた顔をしていたのか神宮寺が俺の顔を見た瞬間に「早く家帰って休みな？」って。
神宮寺と岸くんが居れば安心だし、廉も大丈夫そうだからお言葉に甘えて帰らせてもらったんだ。
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彩笑(プロフ) - VI１１２９さん» 最初の頃から変わらず読んでくださりありがとうございます！頑張ります！ (2020年7月16日 18時) (
レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
VI１１２９ - こんにちは！海ちゃんの体調不良から見てました！たまらなく面白いです！投稿待ってます！頑張ってください！ (2020年7月15日 23時) (レス) id: f229e58355 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - ありがとうございます！ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
彩笑(プロフ) - 黒瀬 さくらさん» 私でよければぜひ！お先にボードの方失礼しますね？ (2020年7月9日 22時) (レス) id: 520dea8320 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 さくら(プロフ) - 突然すいません。彩笑さんとお話したいなと思ってるのですが、ボードでお話出来ますでしょうか？お返事お待ちしております。 (2020年7月8日 22時) (レス) id: 6ea3f9f285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩笑 | 作成日時：2020年6月6日 12時
